Rejetは、本日(4月21日)より、「剣が君」の新作ゲームをスマートフォンアプリ(iOS)として配信を開始したことを明らかにした。本作スマートフォンアプリ版では、「剣が君」とその FD「剣が君百夜綴り」を移植し、2本同時にリリースする。価格は各2820円(税込)。
『剣が君』は、Rejetによるアドベンチャーゲームシリーズ。2013年にWindows用ゲームソフトとして発売。和風伝奇アドベンチャーゲームとして、大ヒットした。イラストレーターの「読」が手掛ける美しく繊細なイラスト、「剣か、君か」の切ない物語、膨大な作品ボリューム、物語にあった美しい音楽と融合を果たした作品として、ユーザーから高い評価を受けており、海外にも作品のファンが多くいる。
■【剣が君】あらすじ
一六三三年。
妖怪を滅する力を持つ伝説の刀、「天下五剣」を授かる
「剣取り」こそが武士道(真の侍)と賞賛する時代。
各地では、剣取り前試合が開催され、強い者が次々と名乗りを挙げていった。
幕府は、前試合として「剣取り前試合」を開催。
前試合で一番になった侍には、官や称号、望むがままの褒美が与えられ、そして「天下五剣」
鬼丸国綱(おにまるくにつな)
童子切(どうじぎり)
大典太(おおてんた)
三日月宗近(みかづきむねちか)
数珠丸(じゅずまる)
を授けられるのであった。
時は早春。
今年も江戸城で剣取り前試合が開催する季節となり、全国から名声や富を求める若者達が江戸に集まっていた。
■【剣が君百夜綴り】あらすじ
寛永十年。
駿府城で徳川忠長が自刃したことから、すべては始まった。
江戸に暮らす料理茶屋の娘は、ある日、偽の姫として、花嫁行列を演じることとなる。
駿府城までの東海道の旅。
困難を乗り越えていく中、護衛たちとの間にも絆が芽生えていく。
しかし、花嫁行列の裏にはもうひとつの思惑が隠されていた。
天下五剣が一振り「数珠丸(じゅずまる)」の密かに運ぶこと。
知らずそれを手助けした一行は、無事に江戸に戻った後も不思議な縁で結ばれることになる。
天下五剣を授かる江戸城前試合を前に活気づく江戸の町。
今から語るのは、そこで彼らが再び相まみえることから始まる、数多の物語。
そして、彼らが生きてきた証である、語られざる物語。
夜ごと語って、綴りたい。誰もが忘れるその前に――。
■キャラクター
・漆黒の旅侍九十九丸声:小野友樹
・忠義なる用聞き螢 声:KENN
・隠れ切支丹の剣豪黒羽実彰声:前野智昭
・遊び人の公儀隠密縁 声:置鮎龍太郎
・復讐の元武家鷺原左京声:保志総一朗
・妖と育った少年鈴懸声:逢坂良太
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