【ゲーム株概況(4/25)】決算説明会でメタバース事業での動きが浮上のトーセがS高 サイバーステップは4日連続S高 新作配信開始のAimingは4日ぶり反発
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4月25日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比514.48円安の2万6590.78円で取引を終えた。米FRB(連邦準備制度理事会)議長による大幅利上げの示唆を受け、前週末の米国市場が大幅下落した流れを受けて、国内市場も朝方から幅広い銘柄で売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、トーセ<4728>がストップ高した。トーセは、本日開催された決算説明会で、メタバースやNFTに関連する事業開発についての参⼊状況の説明を行っており、明日26日10時に締結式を実施予定のメタバース事業に関する連携協定を紹介したことなどが市場の関心を集めたようだ。
また、サイバーステップ<3810>が4日連続のストップ高となったほか、カプコン<9696>やガンホー<3765>、ギークス<7060>なども買われた。
この日にスマートフォン向け新作ローグライクアクションゲーム『キャラスト 魔法学園』のサービスを開始したAiming<3911>は4日ぶりに反発した。
ミクシィ<2121>は、前週末22日に主力の『モンスターストライク』の好調を背景に2022年3月期通期の連結業績予想の修正を発表したが、修正後も対前年比では減益にとどまっていることもあり、小反発に終わった。
半面、前週末に信用取引に関する規制措置の強化が嫌気されて売られたワンダープラネット<4199>が4日続落となり、マイネット<3928>やカヤック<3904>の下げもきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911