コーエーテクモ、22年3月期のモバイルゲーム売上高は42%増の354億円 『三国志・戦略版』『三國志覇道』貢献、『新信長の野望』繁体字圏でスタート
コーエーテクモホールディングス<3635>は、2022年3月期におけるオンライン・モバイルゲームの売上高が前の期比で41.9%増の354億3000万円だったと発表した。スマホ・ソーシャルが同48.2%増の343億2000万円と伸びをけん引した。またPCオンラインゲームについては同36.1%減の9億4000万円と減収となった。
ライセンス供与を行っている『三國志 真戦』(中国では『三国志・戦略版』)の収益が高い水準で推移したことに加えて、自社開発の『三國志覇道』も国内キャンペーンやテレビCMの放映などが奏功し、堅調に推移した、としている。
さらに、Guangzhou Black Beard Gameにライセンス許諾を行い、新作スマホゲーム『新信長の野望』が台湾・香港・マカオ地域で2月より配信が始まったとのこと。両タイトルに続く新しい柱として期待される。
なお、第4四半期(2022年4~6月)におけるスマホ・ソーシャルの売上高は前年同期比9.6%増の85億8000万円だった。四半期ベースで80億円を超えるのは、これで4四半期連続となる。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635