ワンダープラネット、ユナイテッドの子会社プラスユーとの『クラッシュフィーバー』に関する業務提携を解消 共同運営権持分の固定資産を3.5億円で取得へ
-
ワンダープラネット<4199>は、4月28日、ユナイテッド<2497>の子会社プラスユーとの『クラッシュフィーバー』に関する業務提携を解消することと、プラスユーから共同運営権持分の固定資産を5月1日付で取得することを発表した。取得価額は3億5000万円。
ワンダープラネットとプラスユーの親会社であるユナイテッドは、2015年3月および7月に両社の共同事業として『クラッシュフィーバー』の日本および海外での企画・開発・運営を実施し、両社で役務の分担や収益・費用の分配を行うことを目的とした業務提携(2021年2月にユナイテッドの会社分割によりプラスユーが権利義務を承継)について合意した。
本業務提携以降、ワンダープラネットが主に開発・運営を担い、プラスユーがプロモーションや他社IPとのコラボイベントの各種サポートを担ってきた。
今回、本作の今後の展開や収益見通しをかんがみ、運営体制の最適化について両社で協議を行った結果、業務提携を解消し、ワンダープラネット単独での運営を行っていくことが本作のさらなる長期かつ安定的な運営に、また両社の企業価値向上にも資するものと判断し合意に至った。
なお、プラスユーの担当業務であるプロモーションや他社IPとのコラボイベントの企画、運営については、従来から両社で協議のうえ実施しており、ワンダープラネットでもノウハウ蓄積していること、また、業務引継ぎも実施することから、今後の本作の運営に大きな支障はないものと考えているという。
また、業務提携の解消に伴い、ワンダープラネットはプラスユーが保有する固定資産たる本作に関する企画、開発および運営の一切を行い収益を収受する権利のプラスユーの持分を譲り受ける。
本件による影響は、ワンダープラネットの昨年10月13日公表の2022年8月期業績予想のレンジ内におさまるものと判断しているが、今後の動向を踏まえ業績予想の修正が必要となる場合には速やかに開示するとしている。
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199