スマートフォン端末の機能を活かした直感的な操作方法、説明を必要としない明快さ、老若男女だれもが楽しめる万国共通のルールなど、ゲームの間口を広げるジャンルとして、スマートフォンアプリ市場において注目されているハイパーカジュアルゲーム。
gamebizでは、各社のハイパーカジュアルゲームにスポットを当てたレビューやインタビューを掲載するコーナー「ハイパーカジュアルゲーム道(ハイカジ道)」を展開している。
今回は、カヤック<3904>の『Draw Saber』のレビュー記事をお届けする。
『Draw Saber』であの必殺技を再現しよう!
今回取り上げるカヤックの『Draw Saber』は、刀の弾道(太刀筋)を描いて敵を切り倒すアクションゲームである。
ビームなサーベル(某機動戦士な武器)のような、はたまたライトなセーバー(某宇宙戦争)を持ったキャラクターが1対1であいまみえる独特な雰囲気を持つ本作。
そして、侍と侍による真剣勝負さながらの一瞬で決着がつくルールも筆者の武士道スピリッツを刺激する。
勝敗のカギを握るのは、画面上に描く刀の太刀筋だ。相手目掛けて直線に描くも良し、竜巻のようにグルグルと渦を描くも良しだ。
ちなみに相手の太刀筋は赤いラインで表示されているので、相手の裏をかくような太刀筋を考えるのが楽しい。
そしてこの太刀筋を描くという行為は、まるで自分が少年漫画の主人公になり、必殺技を編み出すために修行しているような感覚を味わえる。中二病が再発しそうである。
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▲雷神剣を扱う某サムライ少年が、初期に得意としていた"かみなり斬り"を真似たり。
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▲悪・即・斬なあの人の"牙突"も見事に決まったり。
本作はステージ制で、敵に勝つとレベルが上がっていく。そして一定のレベルに到達すると、新たな武器が手に入ったり、ステージの背景なども変わるので、飽きずに楽しむことができる。
気になる方は、一度プレイしてみてはいかがだろうか?
~『Draw Saber』の魅力~
・太刀筋を考えて描く楽しさ
・一瞬で勝負が決まる緊張感
・キャラクターの挙動がユニーク
~ゲーム内の広告表示(確認できた限りのもの)~
①画面下段にバナー広告
②2~3回バトルすると動画広告が流れる
③動画広告視聴で武器などを獲得
2~3回バトルすると必ず動画広告が流れる。本作は1回のバトルが一瞬で決着がつくというテンポの良さゆえに、ユーザーによっては動画広告が多すぎる、という印象を受けるだろうなと感じた。
© Kayac Inc.
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会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904