Fanplus、NFTマーケットプレイス「Fanpla Owner」をオープン



Fanplusは、5月10日、NFTマーケットプレイス「Fanpla Owner」のオープンを発表した。

また、5月20日よりシンガー・ソングライターのJQがトータルプロデュースする「Nulbarich」初のNFTの販売を行う。

Fanpla Ownerは、エンターテインメント領域におけるNFT(非代替性トークン)を購入できるFanplus独自のNFTマーケットプレイスとなる。プライマリーマーケット(一次流通)として、アーティストなどの公式NFTコンテンツ販売に絞ることで一次流通商品の質を担保し、一次流通で手に入れたNFTをセカンダリーマーケット(二次流通)にて販売・購入が行えるものとなっている。

また、アーティストへの収益還元を目的としたロイヤリティ機能も設けており、二次流通以降の収益の一部をアーティスト等に還元できることも可能となる。

【Nulbarich NFTについて】
今回販売するNulbarich初のNFTアイテムは、Nulbarich「It's ALL For Us」Lyric Videoに登場する無数のキャラクター「ナルバリくん」をNFTとしたもので、それぞれの設定されたナルバリくんの寓話も楽しむことができる。

この度の販売では、第一弾として5種類のナルバリくんをそれぞれ数量限定で販売し、今後、第二弾のNFT展開も予定している。「It's ALL For Us」のLyric Videoとあわせて、NFTとなったナルバリくんの世界観を楽しもう。

『Nulbarich NFT Arts』
【販売】5種類
【数量】それぞれ10点限定(シリアルナンバー付き)
【販売価格】10,000円

●Nulbarich NFT PROJECT SPECIAL SITE
https://special.fanpla.jp/nulbarich/

今回、販売プラットフォームとなるFanpla Ownerは、イーサリアム(Ethereum)、クレジットカード決済が利用きるものの、いずれの決済においてもその取引履歴がイーサリアム(Ethereum)ネットワーク上に記録される独自仕様を構築していることも特徴。

2022年7月には、NFTの標準規格といえるERC721に準じてPolygon(MATIC)チェーンを導入する予定で、パブリックチェーンに対応したマーケットとしながら、昨今のガス代急騰問題に対して、購入者のガス代負担の軽減を実現し、ユーザーは過度なガス代を心配することなく、安心して取引ができるマーケットとしてアップデートしていく。

同社ではこれまで、アーティストとファンの架け橋となるインターネットサービスの提供を目指し、約300強の音楽アーティストのファンクラブをはじめとしたエンタメ領域でのITサービスを実現してきた。

Fanpla Ownerでは、同社の強みであるファンデータベースも活用することでNFTマーケットプレイスへの誘導を図り、マーケット流通の拡大を目指していく。

まずは、音楽アーティストでの肖像やイラスト、映像・音源素材を用いたNFTコンテンツの創出を行い、このNFTマーケットプレイスが、今後のアーティスト活動における新たな収益モデルとなることや、ファンにとっては新たな体験としてより楽しめるサービスとなるよう、実現していく。

■Fanpla Owner
エンターテインメント領域におけるNFTマーケットプレイス

●サービスURL
https://owner.fanpla.jp

●対応流通サービス
・プライマリーマーケット(一次流通)対応
・セカンダリーマーケット(二次流通)対応

●対応通貨
・暗号資産(Polygon(MATIC))※2022年7月予定
・日本円(クレジットカード)
・イーサリアム

●対応チェーン
・ポリゴン(Polygon)※2022年7月予定

※記載の仕様は変更となる可能性がある。

【Nulbarichプロフィール】
シンガー・ソングライターのJQが(Vo.)がトータルプロデュースするNulbarich。

2016年10月、1st ALBUM「Guess Who?」リリース。その後わずか2年で武道館ライブを達成。即ソールドアウト。日本はもとより中国、韓国、台湾などのアジアでも多数のライブを行う。

生演奏、またそれらをサンプリングし組み上げるという、ビートメーカー出身のJQらしいスタイルから生まれるグルーヴィーな音は、バイリンガルなボーカルと溶け合い、エモーショナルでポップなオリジナルサウンドへと昇華する。

「Null(何もない)」けど「Rich(満たされている)」。
バンド名にも、そんなアンビバレントなスタイルへのJQの想いが込められている。