マーベラス<7844>は、昨日(5月12日)発表した2022年3月期の決算において、事業セグメント区分を再編し、オンラインゲームと家庭用ゲームソフトを統合するとともに、アミューズメントゲームを独立したセグメントに昇格することを明らかにした。これまでコンシューマ事業の一部門だった。
アミューズメントゲームは、タカラトミーアーツと共同展開している『ポケモンメザスタ』が「非常に好調な売上を記録」とするなど業績にインパクトを与えている。20年9月より稼働を開始したが、21年12月に累計プレイ回数1億回を突破した。
『ポケモンメザスタ』については、2023年3月期に入っても好調を持続しているそうだ。4月21日より新弾「スーパータッグ5弾」を稼動開始しており、ユーザーからも好評だという。
このほか、新コンセプトによる小型プライズマシン『TRYDECK(トライデッキ)』を、2021年11月より全国のアミューズメント施設にて順次稼働開始したとのこと。
また、海外での事業展開も行っており、その主力は『ポケモンガオーレ』だ。同社によると、新型コロナウイルスの感染者数が拡大している一部の稼動地域において、影響が出ているものの、収束後の見据えて、今後も海外展開を継続したい、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844