モブキャストHD、営業損益8500万円と赤字幅縮小 「転スラ」競合タイトルで売上が大きく低迷


モブキャストホールディングス<3664>は、5月13日、2022年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、「転スラ」競合タイトルで売上が大きく低迷するも、営業損益8500万円と赤字幅縮小となった。

・売上高9億4400万円
・営業損益8500万円の赤字(前年同期比1億100万円の営業赤字)
・経常損益9200万円の赤字(同1億2000万円の赤字)
・最終損益8500万円の赤字(同8600万円の赤字)

第1四半期では特別利益として「保険解約返戻金」1670万円を計上、また特別損失として「貸倒引当金繰入額」853万円を計上している。

■モバイルゲーム事業…売上高2億3064万円、営業利益146万円
第1四半期連結累計期間の売上については、「転生したらスライムだった件~魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)~」は、600万ダウンロードを達成したことによる連動施策を継続的に行っていたものの、2021年10月に競合となる同タイトルの新ゲームの配信が開始された影響により大きく売上が低迷した。

一方で、プロ野球最強オーダー編成バトル『モバプロ』の売上は堅調に推移、また、コラボレーション企画等のプロデュース案件の成約が下支えとなり、売上高は2億3064万円(前年同四半期の売上高は5億4536万円)となった。また営業利益は146万円(前年同四半期は営業利益250万円)となった。


■キッチン雑貨事業…売上高7億1153万円、営業損失192万円

第1四半期では、そごう千葉店が5周年、玉川高島屋店が1周年を迎え、記念キャンペーンを開催し、新たな顧客層の拡大を目指して2022年2月18日から期間限定ショップ「ルミネ有楽町店」をオープンさせるなどを意欲的に取り組んできた。

その結果、当連結会計期間においては、百貨店を中心とする店頭の売上が好調に推移している。

また、Eコマースにおいては今後の成長基盤の確立とセキュリティの改善のために2022年3月1日よりサイトをリニューアルした。加えて2022年3月4日に創刊したパーソナルマガジン『栗原はるみ』の販売が好調にスタートしたこと等のロイヤリティ収入の増加により、売上高は7億1153万円(前年同四半期の売上高は6億6219万円)となりました。

前連結会計年度より取り組んでいる、4つの成長戦略の一つである製造プロセスと販売プロセスの構造改革により、製造原価の削減を進めた結果、売上総利益率は前年同期比+4.0%の改善となったものの、一方で商品の自社在庫化により倉庫費用及び配送料が増加したため、営業損失は192万円(前年同四半期は営業損失2163万円)となった。


■通期予想は変更なし
なお、2022年12月期通期の予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高54億円(前期比19.0%増)
営業利益4400万円(前期3億7300万円の赤字)

株式会社モブキャストホールディングス
https://mobcast.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社モブキャストホールディングス
設立
2004年3月
代表者
代表取締役CEO 藪 考樹
決算期
12月
直近業績
売上高45億3700万円、営業損益3億7300万円の赤字、経常損益3億9800万円の赤字、最終損益10億1300万円の赤字(2021年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3664
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