IMAGICA GROUP、映像コンテンツ事業で独自IP創出と動画配信向けコンテンツの拡大に注力 「オッドタクシー」「今際の国のアリス」が大ヒット
IMAGICA GROUP<6879>は、2022年3月期の決算資料で、劇場映画やアニメ、ドラマ、ミュージックビデオなどの映像作品の企画・制作を行う映像コンテンツ事業において、独自IPの創出と動画配信事業者向けのコンテンツ制作の拡大に注力していく方針を明らかにした。
独自IPについては、子会社P.I.C.S.が企画/原作を手掛けた「オッドタクシー」がテレビやOTTで人気を博し、映画化するなど大ヒットした。さらにインフォスのヒーロー文庫「異世界食堂」をOLMでアニメ化し、シーズン2まで展開している。
また、「Netflix」のオリジナルドラマ「今際の国のアリス」の制作も同社が担当した。前作シーズン1が世界中で大ヒットしたことを受けて、シーズン2も制作しており、2022年12月に配信する予定だ。
テレビCM制作や音楽ライブ収録などの受注が回復したこともあり、2022年3月期の決算は、売上高は216億7400万円(前の期比9.4%増)、営業利益は5億8200万円(前の期は営業損失4億4000万円)と増収・黒字転換を達成した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社IMAGICA GROUP
- 設立
- 1935年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 長瀬 文男/代表取締役社長 社長執行役員 長瀬 俊二郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6879