シリコンスタジオ、「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」に参画 Omniverseを活用したデジタルツイン、メタバース環境の構築を支援
シリコンスタジオ<3907>は、NVIDIAが結成した「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan(エヌビディア・オムニバース・パートナー・カウンシル・ジャパン、以下「Omniverse Partner Council」)」に参画したことを発表した。
Omniverse Partner Councilは、ハードウェア/ソフトウェアベンダー、インテグレーター、デベロッパーなど国内37社(2022年5月時点)が参加する、NVIDIAにより結成した団体。仮想世界を作成、接続するためのシミュレーションエンジン「NVIDIA Omniverse」関連ソリューションの情報共有によるナレッジの蓄積と向上、エコシステムの構築、プロモーションや啓蒙活動などにより、「NVIDIA Omniverse Enterprise(エヌビディア・オムニバース・エンタープライズ)」の市場開拓と普及の推進を目的としている。
NVIDIA Omniverse Enterpriseは、複数のソフトウェアスイートで作業するグローバルな3Dデザインチームが、共有した仮想空間で、あらゆる端末からリアルタイムに共同編集できるコラボレーション環境を実現するプラットフォーム。汎用的な3Dシーンフォーマットである「Universal Scene Description(USD)」に対応しているため、異なった3Dデザインアプリ間でのデータ互換性を提供する。
シェーダー/レンダラー技術に強みを持つ同社は、Unreal EngineやUnityのエンジニアが多く在籍し、これまで自動運転やBIM・点群データ活用による建設DXをはじめ、VRにも対応した数々のデジタルツイン環境の構築を手掛けてきた。C++、Python、C#といったプログラミング言語に精通し、Omniverse SDKを使った開発も可能なため、今後はこれまでの経験と蓄積したナレッジを活かし、Omniverseを活用したデジタルツイン環境の構築も推進することで、新たなビジネスの創造と業務効率の向上に寄与したい、としている。
■エヌビディア 日本代表 兼 米国本社副社長 大崎真孝氏のコメント
“幅広い産業分野での3DCG技術で国内をリードするシリコンスタジオ株式会社様が、 Omniverse Partner Council Japanに参画いただけることを歓迎いたします。 Omniverseを用いたデジタルツインや3Dバーチャル環境の構築に同社の最新ソリューションを接続し、 さらに強力な開発力を発揮いただくことで、 様々な産業でのOmniverseの導入そしてその実用化が大きく進展するものと期待しています。”
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907