IndieSquareの「HAZAMA BASE」が自民党NFTの発行に採用 チェーンはポリゴンを利用

IndieSquareは、自民党青年局会議・研修会で配布するNFTの発行に、同社の「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」が採用されたと発表した。

「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」は、2022年5月にリリースした低コストで誰でも簡単にNFTを発行できる。

今回配布したNFTは、POAP*1(ポープ)と呼ばれる譲渡不能なNFTで、研修会参加者に対して出席証明・記念バッジとして配布、また政策コンテストの表彰者に配布することを予定している。

自由民主党では、Web3.0を成長戦略の柱として、新しい技術やツールを活用していくと宣言。今回その取り組みの一つとして、2022年5月28、29日に開催される自由民主党青年局会議・研修会でNFTを配布することを発表しました。

今回、NFTの発行には、同社が開発した低コストかつノーコードで誰でも簡単にNFTを発行できる「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」が採用され、チェーンはパブリックブロックチェーンであるPolygon(ポリゴン)を選定した。

今回採用したポリゴンは日本の取引所では扱っていない。こちらについては、

・同社の海外居住者名義の口座で適法に調達しており、今回の施策で活用するために同社内限りで使用

・NFTは自民党青年局が管理しているものではなく、同社で運用

・NFTに関しては譲渡不能の設定を行うことで金銭的な価値を持たない仕様で運用しており、決済手段として利用不可

としている。またポリゴンを活用したNFT発行は低コストで運用可能である点において、国内事業者、自治体等でも複数採用事例がある方式であり、同社として法的にも倫理的にも問題は無いと判断し今回の仕様決定になったという。

*1 POAPとは
「Proof of Attendance Protocol(ポープ)」の略で、現実世界・仮想空間問わずイベント等に参加した際の証として活用できる譲渡することができないNFT。

2022年5月27日、永田町の自由民主党本部で実施した記者発表会には、小倉將信青年局長・塩崎彰久青年局政策広報副部長・川崎ひでと政策広報副部長とともに、当社の代表取締役社長の星野が出席した。

当発表会では、塩崎彰久青年局政策広報副部長が実際にNFTを受け取るデモンストレーションを行い、参加された記者の方々にも実際に説明会参加者限定のNFTトークンを受け取っていただき会場は大いに盛り上がった。

小倉將信青年局長は「青年局の活動を通じて、NFTやメタバースなどに触れることで、Web3.0に慣れていただくことが第一歩」であると挨拶された。

自民党青年局は、今後の展開としてNFTを多く獲得した党員に特典を付与するなど、NFTの更なる活用を予定している。

■記者発表会概要
○自民党青年局メディアブリーフィング(青年局Web3.0宣言日時:令和4年 5月 27日(金)11:30〜
場所:自民党本部 5 階ブロック第一会議室
出席者:青年局役員 小倉將信青年局長・塩崎彰久青年局政策広報副部長・川崎ひでと政策広報副部長
協力企業:IndieSquare、クラスター