暗号資産の自動損益計算サービス「Cryptact」がPolygonに対応



暗号資産(仮想通貨)自動損益計算サービス「Cryptact(クリプタクト)」運営のpafinは、DeFi取引のアグリゲーション機能にブロックチェーン「 Polygon(ポリゴン)」を追加したと発表した。

DeFi取引のアグリゲーション機能では、DeFi取引の自動集約をはじめ、取引内容の自動識別や編集、損益計算までをワンストップで提供できる。

これまでもDeFi取引で主に利用されるバイナンススマートチェーン(BSC)およびイーサリアム(Ethereum)の2種類のブロックチェーンに対応していた。今回Polygon(ポリゴン)を追加することで、合計2万以上のスマートコントラクトに対応する。

今後も日々増加し続ける暗号資産(仮想通貨)の DeFi 取引に関してユーザーニーズの高いブロックチェーンやスマートコントラクト分野から順次拡大する。

■ DeFi取引のアグリゲーション機能 とは
DeFi取引は中央管理者のいる暗号資産取引所と異なり、利用者が行った取引を整理して提供する主体者が存在しない為、利用者自身が各入出金履歴や種類などの取引データを管理している必要があった。

Cryptact のユーザーであれば、この煩雑性の高い DeFi 取引について自動集約をはじめ、取引内容の自動識別や編集、損益計算までワンストップで管理することができる。

ユーザーは、 DeFi 取引を行ったブロックチェーンを画面から選択し、自身のウォレットアドレスを登録するだけで利用できる。

システムがウォレットアドレスに紐づくトランザクションを解析し、関連するスマートコントラクトを特定することで、入出金履歴がどういった取引を背景に行われたか、自動で判別し、取引履歴が画面に表示されます。また、判別できない取引についてはユーザーが取引種類を上書きすることができる。