Skyland Ventures、Web3分野のカオスマップを発表

Skyland Venturesは、2021年以降世界中で大きな話題・事業トレンドであるWeb3(Crypto・NFT・Blockchain)分野において、国内および国外日本人関連スタートアップを取り巻く現状を整理し、カオスマップを制作したことを発表した。


◆日本Web3業界の現状
アンドリーセン・ホロウィッツが公開したデータが示すように、Web3は世界的に大きく注目されており、暗号市場はここ数年で急激な成長を遂げた。このトレンドは日本へもゆっくりながら、確実に届いている。暗号通貨に関する厳しい規制が、この分野でイノベーションを起こす日本の起業家にとって高い障壁となっているにもかかわらず、日本人創業者による新しいWeb3プロジェクトの数は急速に増えている。数多くあるプロジェクトを分かりやすくするために、日本のWeb3業界で最もアクティブでよく知られているプロジェクトを、オリジナルのカオスマップで紹介する。


◆Skyland Venturesがリリースする最新のカオスマップ
こちらのカオスマップにおける「日本のWeb3プロジェクト」の定義は、「日本で活動している、もしくは日本人が主要メンバーとして参加しているWeb3プロジェクト」としている。また、プロジェクトによって複数カテゴリーに属するものもある。

◆Skyland Ventures 華原氏からのコメント
昨年より、日本のWeb3業界も海外に引き続き大きな盛り上がりを見せました。数多くの優秀なプロジェクトが生まれ、全体像を把握することが難しくなって来たと思います。この度は、業界構造を分かりやすくまとめた「カオスマップ」を、Skyland Venturesからオフィシャルリリースできたらと思い、チームとともに最新のバージョンを制作しました。カテゴリーを分けるにあたり日本人が携わっているプロジェクトのみを厳選して、Web3業界における日本人の影響力を表現できたらと思いました。これからもWeb3の最新動向に気を配りながら、業界全体のさらなる躍進に期待しています。

 
◆Skyland Ventures パートナー・CEO 木下慶彦氏からのコメント
2021年のNFTマーケットが世界中で広がる中、2022年になって日本でも多くのWeb3スタートアップが新規に産まれ始めています。 2022年より日本政府の方針としてもWeb3をスタートアップの重要なものと位置付けられ、これからWeb2スタートアップでの成功体験を持つ起業家もこぞってweb3スタートアップへやってくると思っています。 Skyland VenturesはVCとしてそれらを支援し、リードする立場として今回の日本のWeb3カオスマップを作成し、今後も随時更新し世界に伝えて行きたいと考えています。