ツェナワークス、イグニス・イメージワークスに6900万円の支払を求める反訴

ツェナワークスは、この日(7月7日)、シリコンスタジオ<3907>傘下のイグニス・イメージワークスに対し、金6900万円余の支払を求める損害賠償請求訴訟(反訴)を東京地裁に提起したことを明らかにした。

イグニス社は、2022年1月20日、同社に対し両社間の業務委託契約に基づきイグニス社が同社から請け負ったスマートフォンのインゲームアセット(ゲームソフトウェアにおけるタイトル画面等の準備部分を除いた3D、アクション、進行等のゲーム稼働の本体部分)の制作に係る未払い業務委託代金金2億2200万円余(消費税込)の支払いを求める訴訟を東京地裁に提起した。

しかし、同社によると、イグニス社から納品した成果物には、同社の検収に合格する品質に達していないものが数多く存在したため、同社は、これらについて別の会社に制作を再発注せざるを得なくなったという。

同社が契約に基づきイグニス社に対し既に支払った合計1億8000万円は、検収に合格した成果物に相応する金額を大幅に上回っているため、同社は本訴における支払を全面否定すると共に、イグニス社に対し、当該過払分の支払いを求め、本訴訟(反訴)を提起した、としている。

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