【ゲーム株概況(7/12)】2Q決算の黒字転換を材料にシリコンスタジオが商いを伴って大幅続伸 子会社のNFT関連の材料が浮上したコムシードは大幅反発
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7月12日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比475.64円安の2万6336.66円で取引を終えた。世界的な景気減速への懸念から前日の欧米市場が下落しており、国内市場も朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、シリコンスタジオ<3907>が商いを伴って大幅続伸した。シリコンスタジオは、前日11日に発表した第2四半期決算が受託開発やミドルウェアライセンス販売、ネットワーク構築・運用の売上が伸びたことに加え、高採算の有料職業紹介も伸びたことで増収・黒字転換となったことが素直に評価されているようだ。
また、メディア工房<3815>やエクストリーム<6033>も買われたほか、子会社HashLinkが韓国有数のNFTプロジェクト「Sunmiya Club」とパートナーシップを締結したことを発表したコムシード<3739>も大幅反発した。
半面、gumi<3903>は反落し、coly<4175>やアピリッツ<4174>、モバイルファクトリー<3912>などが売られた。
ジェフリーズ証券が投資判断を「Buy」から「Hold」に格下げし、目標株価を4080円から4050円に引き下げたカプコン<9697>もさえない。
ANYCOLOR<5032>は反落し、再び終値ベースで6000円を割り込んだ。
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907