【NFTx音楽フェスレポート】NFT Japan Music Fes「VVAVE3」Vol.1が開催 Web3プレイヤーが渋谷WOMBに集結、レジェンド大沢伸一氏もDJで登場!



7月13日、NFT Japan Music Fes「VVAVE3」Vol.1が東京・渋谷で開催となった。会場は渋谷のクラブ「WOMB」(ウーム)、国内でも屈指の音箱だ。開演する18時には入り口の外まで人が並ぶほどの盛況だった。

NFTのイベントは渋谷のWOMB。NFTイベントとはいえ、通常のクラブイベントと言ってもよい雰囲気となっていた。服装でいえばTシャツ、ハーフパンツ、スニーカーといった具合だ。また一部は仕事帰りと思しきリクルートカジュアルや浴衣の男女、一部の被り物をかぶったNFTクリエイターの姿も見られるなど、各々のスタイルでイベントに参加していた。

その一方で通常のクラブと異なる点がいくつもあった。例えば、フロア外ではWeb3系の事業を行う企業Tシャツの人を見れば声をかけ名刺交換が始まる。会話はNFTなどWeb3の話が中心に聞こえてくるといった具合だ。

また通路ですれ違いざまにばったりと遭い「あれ?TRUNK(※)でお会いしたましたっけ?」といった会話もなされていた。

(※)6月28日に渋谷のブティックホテル「TRUNK」で行われたNFT ART TOKYOのこと。同イベントではキャパシティ300人のところ、2000人ほどの来場者があったようだ。

さらに今回のイベントチケットは、前売り一般 3500円 が当日 4000円、NFTチケットは、一般 0.05eth(7200円)に加え、20名限定のNFTチケット(VIP NFT Ticket )を0.5eth(7月13日の時点で7万円ほど。)で販売したことも実にらしい仕掛けだ。

加えてNFTチケットの入場確認に「tokenproof」のNFTホルダー認証システムを採用している。「tokenproof」は直近ではApeFest2022にも採用される世界中で注目されるシステムで、tokenproofにとってVVAVE3が日本で初めてのパートナーになるという。


▲セキュリティチェックを抜けたところにあるフォトブース。写真を撮影する来場者の姿も。

WOMBの1FではコミュニティメンバーのよるDJ、またサイネージでのNFT展示が行われていた。NFTのエアドロップ(無料配布)も行われていた。


▲1FのNFTコーナーの様子。デジタルサイネージには人気NFT作品がずらりと表示されていた。また来場者の特典用QRコードも公開していた。




▲表示されているNFTの一部。今回のコラボレーションNFTプロジェクトはKawaiiGirlNFT / Kawaii SKULL / Metaani / VeryLongAnimals / onigiriman's cute girl Collection / SuperCryptoman NFTs / pancopaNFT /Neo Tokyo Punks

また2FのメインフロアはDJフロアとなっている。なんと言っても出演者にはレジェンドとも言えるMONDO GROSSOこと大沢伸一氏をはじめ、Kenmochi Hidefumi氏、RHYME SO、大森靖子氏ら、そうそうたるメンバーが参加、音楽イベントとしての本気を感じるところだ。


▲人気NFTプロジェクトVeryLongAnimalの姿も。Metaaniの姿もちらり。


▲2Fフロアで捕捉された踊る大型のMetaani。大人気である。


▲DJブースの傍らにもMetaani


▲Coldhot




▲大沢伸一氏の新ユニットRHYME SO。詩人でパフォーマーのRHYME氏。


▲大森靖子氏。




▲レジェンド、大沢伸一氏。

なお今回のイベントは運営という意味でも非常に興味深い点があった。というもの本イベントにおいては、 VVAVE3はDAO的な運営がなされていたということだ。

音楽やカルチャー、アートを愛し、メタバースやNFTなどWeb3.0界隈に従事する多彩なメンバーが、Web3を盛り上げるために運営を行っていたという。また「DAOならではの運用の難しさもありながら、将来的にはどんどん運営の移管ができればおもしろい」と関係者が語っていたのが印象的だった。

「最初は人が来るか本当に不安だった」という発言とは裏腹に、オープン時から人の行列ができ、時間が進むに連れメインフロアの人影が増えていく姿にも安堵したに違いない。

新しい技術であるにも関わらず、NFTはオフラインでのつながりが非常に強いという点もおもしろく、それを体感できるイベントでもあった。お互いの興味という点が一致している分、打ち解けるのも早く、それが熱を早く生むことができる。

今後コロナウイルスの気兼ねをすることなくイベントが開催できるようになった際には、さらにまさの熱狂を生むイベントにもなる可能性は高い。願わくばその熱狂を生む源に、水を指すような法制度や税制面での改善も願いつつ、Vol2の開催にもぜひとも期待したいところ。


なお最後にVVAVE3の運営の一人であるKLKTNの松尾氏のコメントを紹介しよう。

「まず多くの方が来場いただけた事にホッとしました。普段NFTに慣れ親しんでいない方々がNFTを知るキッカケになれた事も嬉しく思っています。この企画に賛同して協力してくれたVVAVE3のメンバーと、出演・展示をしてくださったクリエイター、DJ、VJ、アーティストの皆さん、特に立ち上げ当初から気にかけてくださった大沢伸一さん、そして協賛いただいた企業様には本当に感謝しています。イベントだけでなくNFTの製作など、まだ考えている事もたくさんありますので、継続して企画を投下していきたいと考えていますので、ぜひ今後もご注目ください!」(松尾: VVAVE3 / KLKTN)


NFT Japan Music Fes「VVAVE3」Vol.1

■出演者
・DJ
Shincihi Osawa
Seiko Oomori
[w/ Shinichi Osawa]
RHYME SO
Kenmochi Hidefumi
Stephane K
Coldhot
Hibikilla & Zukie
MISOSHITA
Edo Lena
DJ RIO
mekezzo

・VJ
Kaiware
ikuho tamura
GO & YonaYona

・協賛
The Sandbox
株式会社Minto
GIFT Community Limited
株式会社Too Digital Marketplace

・サポーター
IVS Crypto
SHIBUYA 109


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