【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「グレイシア」の使用感をお届け! 素早く結晶を溜めて必中の「つららばり」を使いこなそう!


ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、本日(7月21日)より、新たなポケモン「グレイシア」を追加した。

本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。


▲グレイシアは、遠隔・アタック型。耐久力は低いものの、遠距離から相手のポケモンに大ダメージを与えることが得意。


▲ゲーム開始時はイーブイから始まり、レベル4でグレイシアに進化する。

イーブイは3回目の通常攻撃が強化攻撃となり、命中時に与えるダメージが増加する。グレイシアになると、先述の効果に加えて強化攻撃の命中時、結晶が2たまる。

特性は、イーブイのときは「にげあし」で妨害を受けたとき、それを回避し、少しのあいだまもり状態となる。一度この特性が発動すると、次に発動するまで一定の待ち時間が必要となる。グレイシアになると特性が「ゆきがくれ」に変化し、妨害を受けたとき、それを回避し、少しのあいだまもり状態、およびステルス状態になることができる。一度この特性が発動すると、次に発動するまで一定の待ち時間が必要となる。

ここからは覚えるわざを紹介していく。まずはイーブイが使用できる「スピードスター」と「しっぽをふる」について。通常攻撃の後に追加ダメージが入るようになる「スピードスター」は、強化攻撃のタイミングのダメージが大きいので、相手の止めに合わせられるよう意識したい。また、相手の移動速度や防御などを下げられる「しっぽをふる」でサポートをしつつ味方と連携してKOを狙っていこう。イーブイ自身の瞬間的な火力にはあまり期待できないので、序盤はなるべく早くグレイシアに進化できるようしっかりと野生のポケモンをKOしていきたい。


●スピードースター
リキャスト:5秒
わざ種別:能力上昇
まわりに4つの星をまとう。少しのあいだ、通常攻撃のたびに星が1つ、強化攻撃のときは星が2つ飛んでいき、相手のポケモンに追加ダメージを与えるようになる。


●しっぽをふる
リキャスト:8秒
わざ種別:必中
相手のポケモンに向けてしっぽを左右にふり、ダメージを与えて移動速度、防御、特防を少しのあいだ下げる。わざ使用後の次の通常攻撃は強化攻撃になる。

レベル4でグレイシアに進化することで、「つららばり」か「こごえるかぜ」を覚えられる。筆者のオススメは「つららばり」。相手に必ず当たるうえ、通常攻撃で溜められる結晶を増やしてから「つららばり」を撃つように意識すれば、非常に容易に大ダメージを与えられる。ただし、単体攻撃となっているため、ターゲットとの間に他のポケモンが入るとそちらに当たってしまう。混戦では相手のチームメイトにHPが低いポケモンを庇われないよう立ち回りたい。一方、「こごえるかぜ」は、グレイシアが使えるわざの中で唯一、移動を兼ねられる。結晶を4つ以上、命中させることができれば相手の移動速度を下げられるため、こちらのわざも発動時の結晶の数を意識したい。


●つららばり
リキャスト:5.5秒
わざ種別:必中
ありったけの結晶を、指定した相手のポケモンへ向けて次々に飛ばす。結晶がなかった場合は急遽2つ作り出してそれを使う。指定した相手のポケモンに命中した結晶は砕け、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。指定したポケモンでなくても、飛んでいる途中の結晶が相手チームのポケモンに当たると、同じように砕けて範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。結晶は、同じ相手のポケモンに当たるたび、そのポケモンに与えるダメージが増加していく。このわざを使うと、「こおりのつぶて」と「フリーズドライ」の待ち時間が短くなる。アップグレード後は、結晶1つの命中につき1回、相手のポケモンにその最大HPの一定割合にあたる追加ダメージを与えるようになる。


●こごえるかぜ
リキャスト:6秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向へ少し移動し、たまっていた結晶を次の通常攻撃で相手のポケモンにすべて発射してダメージを与える。同時に、発射したのと同じ数だけ結晶をためる。同じ相手のポケモンに結晶を4個以上命中させると、少しのあいだ移動速度を下げる。当たった結晶が多いほど、移動速度を下げる効果は強くなる。わざ使用時に結晶がなかった場合は、結晶が2たまる。アップグレード後は、結晶1つの命中につき1回、相手のポケモンにその最大HPの一定割合にあたる追加ダメージを与えるようになる。

続いて、レベル6で「こおりのつぶて」か「フリーズドライ」を覚えられる。通常攻撃が強化される「こおりのつぶて」は、もう一方のわざと組み合わせることで結晶が溜まりやすくなるので、なるべく有利になるタイミングで使用したい。一方、「フリーズドライ」はわざの射程が長いのが特徴となっている。着弾点で多くのポケモンを巻き込むほど多くの結晶が溜められるため、技術は必要だが使いこなせば強力なわざとなっている。また、味方の妨害わざと合わせて相手をこおりゾーンに留めることができれば一気に有利な場面を作れるので、味方との連携が鍵となるだろう。


●こおりのつぶて
リキャスト:7秒
わざ種別:能力上昇
自分の移動速度を少しのあいだ上げる。その後の通常攻撃が少しのあいだ速くなり、こおりのつぶてを発射するようになる。当たった相手のポケモンにダメージを与え、移動速度を少しのあいだ下げる。こおりのつぶてが命中するたび、結晶が2たまる。「つららばり」を発射しているあいだ、または「こごえるかぜ」を使ってから通常攻撃するまでのあいだにこのわざを使うと、結晶が2たまる。アップグレード後は、わざの効果が続いているあいだ、通常攻撃が速くなる。


●フリーズドライ
リキャスト:8.5秒
わざ種別:遠隔
冷え冷えの空気を前方にうち出す。冷気は相手のポケモンに当たるか、一定の距離を飛んだところで爆発し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。このとき自分の特攻が少しのあいだ上がる。爆発に巻き込んだ相手のポケモン1匹につき、結晶が2たまる。爆発の跡はこおりのゾーンになる。こおりのゾーンに入った相手のポケモンは移動速度が下がり、一定時間ゾーンの中にいると、少しのあいだこおり状態になる。アップグレード後は、爆発に巻き込んだ相手のポケモン1匹につき、追加で結晶が1たまる。

最後に、ユナイトわざ「ダイヤモンドステージ」について。ユナイトわざ発動後に残るこおりゾーンの上ではグレイシアが有利に戦えるため、なるべく相手をこおりゾーンに引き込んで戦うよう意識したい。直接的なダメージは大きくないため、相手に近づかせないようにしたり逃げられないようにするなど、主に味方のサポートとして使用する場面が多くなるだろう。グレイシアだけでは相手を長時間こおりゾーンに留めておくことは難しいため、味方の妨害わざと合わせて使用して一方的に攻撃できる場面を作る起点となれるよう意識しよう。


●ダイヤモンドステージ
わざ種別:範囲
高く跳び上がったあと、前方にこおりのゾーンを作り、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。こおりのゾーン内では、グレイシア自身は移動速度が上がり、一定時間ごとに結晶が1たまっていく。逆に相手のポケモンは移動速度が下がる。

今回、グレイシアを使用してみて感じたのは、アタック型ではあるものの、一方でサポート的な能力が非常に高いということ。グレイシアの長所を活かすのであれば、相手をこおり状態にして動けない時間を増やすなどする必要があるため、ひとりで動き回って相手を攻撃するのではなく、味方の攻撃に合わせて動くことが勝ちに繋がるだろう。また、グレイシア特有の結晶をしっかりと溜めてからわざを発動することで与えるダメージを上げることが重要だ。

(文 編集部:山岡広樹)



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