コーエーテクモHD、第1四半期のオンライン・モバイルゲーム売上高は5%減の83億円 スマホ・PCとも減収 新作『信長の野望』2本と『モンスターファーム』に期待
コーエーテクモホールディングス<3635>は、2023年3月期 第1四半期(22年4~6月)におけるオンライン・モバイルゲームの売上高が前年同期比4.9%減の83億円だったと発表した。そのうち、スマホ・ソーシャルが同4.6%減の80億5000万円、PCオンラインゲームが同12.5%減の2億1000万円とそれぞれ減収となった。
IP許諾タイトル『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)が引き続き収益に貢献したほか、『新信長の野望』が6月から国内でも配信が始まった。減収となったものの、同社では「安定して推移した」とコメントしている。
なお、次の第2四半期からIP許諾タイトル『新信長の野望』が業績に寄与してくるほか、自社開発の新作スマートフォンゲーム『信長の野望 覇道』も発表し、クローズドβテストを開催した。IP許諾タイトル『LINE:モンスターファーム』も控えている。
オンライン・モバイルゲームの売上高を示したグラフは以下のとおり。ここ最近、スマホゲームの売上が伸び悩んでいるように見受けられ、収益が漸減気味だが、新作3タイトルが今後の成長のカギを握る。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635