3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」を提供するピクシブは、メタバースプラットフォーム「VIVERSE」を運営するHTC Corporationと事業提携すると発表した。
世界的なHMD企業であるHTCが開発したメタバースプラットフォーム「VIVERSE」は、VRデバイス不要でWebブラウザで起動するため、PC、スマートフォン、タブレットから簡単にアクセスできることが特徴。
今回の連携により、VRoid Studioで制作したモデルがVIVERSEで利用できるようになる。今後は、VIVERSEに適したアバターやアクセサリーの最適化処理をはじめ、より個性的かつ自由に遊べるアバターの新しい活用方法を共同で開発する、としている。
<両社からのコメント>
ピクシブ 代表取締役 國枝信吾氏より
VIVERSEとの取り組みを通じて、VRoidのアバターを持ち込める連携サービスが増えることは、VRoidを利用してくださっているユーザーの方々にとって非常に良いニュースだと考えています。VRoid Studioは全体の90%が海外ユーザーで、多種多様な国々の方にご利用いただいています。世界中のユーザーが3Dアバターを通じたコミュニケーションを楽しめる世界を、VIVERSEとともに実現できるよう、今後も努めてまいります。
VIVERSE ゼネラルマネージャーJoseph CW Lin氏より
アバターはメタバースでは欠かせない重要な要素です。アバターはもはやユーザーそのものの分身であるため、他のユーザーへ『自分』が誰かを素早く伝えることができます。今回のピクシブさんとの提携によってVIVERSEプラットフォームのキャラクター数が大幅に増えますので、ユーザーが求める漫画のスタイルにお応えすることができます。 VIVERSEは今後もさらにバラエティ豊かなキャラクターやアクセサリーを追加します。現実世界と仮想世界から訪れるアバターによってまるで『スタートレック』のようなメタバースの世界が実現されます。
会社情報
- 会社名
- ピクシブ株式会社
- 設立
- 2005年7月
- 代表者
- 代表取締役 國枝 信吾