DeNA、26年3月期決算は売上収益9%減、営業益35%減に 『ポケポケ』の配信当初の初速からの反動減が影響 ライブストリーミング事業は黒字転換に

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、5月12日、2026年3月期の連結決算(IFRS)を発表、『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』の配信当初の初速からの反動減が影響し、減収減益での着地となった。

■2026年3月期決算実績

売上収益1477億円(前々期比9.9%減)
営業利益186億9400万円(同35.5%減)
税引前利益257億6400万円(同19.0%減)
最終利益190億4800万円(同21.3%減)

■セグメント別の状況

①ゲーム事業 売上収益643億5600万円(前々期比17.6%減)、セグメント利益296億5600万円(同23.1%減)
2024年10月30日に新規リリースしたタイトル『ポケポケ』の配信当初の初速からの反動などにより、前々期比で減収減益となった。

②ライブストリーミング事業 売上収益397億9000万円(同1.9%減)、セグメント利益39億8400万円(前々期2億100万円の赤字)
国内の「Pococha(ポコチャ)」では、2025年3月期上期においてTVCMなどのマーケティングも実施していたが、同下期以降はより収益性の改善に優先順位をおいた事業運営を進めている。「IRIAM(イリアム)」は引き続き堅調に推移した。

③スポーツ・スマートシティ事業 売上収益327億5100万円(同4.5%増)、セグメント利益17億9500万円(同2.8%減)
横浜DeNAベイスターズでは、2025年シーズンの主催試合における観客動員数が球団史上最多記録を更新したほか、各種の収入が複層的に伸長し、好調に推移した。一方で、スマートシティ関連では、2026年3月グランドオープンの「BASEGATE横浜関内」内の2つの直営施設の開業に向け、費用が先行した。

④ヘルスケア・メディカル事業 売上収益87億2500万円(同19.0%減)、セグメント損益23億2900万円の赤字(前々期36億1900万円の赤字)
今後の成長に向けた取り組みの精査と推進を継続して行っている。ヘルスケア領域は、データ利活用に関しては前々期比で増収、また、データヘルスについても堅調に推移した。メディカル領域では、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join(ジョイン)」の国内での展開、海外での展開、また、ポータブル医療機器とJoinを組み合わせたJoin Mobile Clinicの3つの取り組みに集中を図りつつ、固定費の低減も進めた。

⑤新規事業・その他 売上収益24億9300万円(同30.4%減)、セグメント損益15億5000万円の赤字(前々期1億3400万円の赤字)
AIに関する取り組みなど、中長期での成長や事業ポートフォリオの強化を目指した各種取り組みなどを行った。

■今期予想は売上高と営業利益のみを開示

2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高と営業利益のみを開示しており、以下のとおり。

なお、最終利益については、上場申請中の持分法適用関連会社GOの影響なども今後精査を要することから、合理的な算出が困難のため、非開示としている。

売上高1540億円(前期比4.3%増)
営業利益150億円(同19.8%減)

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1477億円、営業利益186億9400万円、税引前利益257億6400万円、最終利益190億4800万円(2026年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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