バカー、マルチ ED ホラーゲーム『霧雨が降る森』リメイク版のSteamストアページをオープン 今秋リリースを予定

バカーが運営するゲーム連載メディア「ゲームマガジン」は、マルチ ED ホラーゲーム『霧雨が降る森』リメイク版の Steam ストアページをオープンした。今秋リリースを予定している。

本作は、TV アニメ化もしたサイコホラーADV ゲーム『殺戮の天使』の作者・真田まこと氏が、2013年10月に初めて公開した作品で、2014年から翌年にかけてコミカライズ・ノベライズ・ドラマ CD など様々なメディアミックス展開が行われたマルチ ED ホラーゲーム『霧雨が降る森』。昨年10月に本作のリメイク版の制作を発表していたが、今回、今秋にリリースすることが決定した。

本リメイク版は、日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語の5カ国語で展開予定。さらにストーリーやビジュアル面を大幅に制作し直した、本格的なリメイクとなる。


▼主なリメイク箇所
①会話、イベント演出、マップなどがグレードアップ
従来の作品が、RPG ツクールのデフォルト素材を概ね用いて制作した内容だったのに対して、今回登場するリメイク版では、全てのドット絵を描き下ろし。特に物語の舞台となる阿座河村は、旧作に登場しなかった村のマップが新登場。キャラクター立ち絵イラストやキャラチップ、作中のセリフなども、2022年に公開するゲームとして相応しい内容になるべく、全面的に作り直されている。約9年前のフリーゲーム版をプレイしていない人にも新作として楽しめる内容を目指している。

 

②追加シナリオや分岐ルートを搭載
一方で、旧作シナリオの前半と後半の間には「第二章」として、主人公のシオリと共に阿座河村での日々を満喫しながら、自由にミニゲームや探索を進めていくシナリオが登場。個性豊かな阿座河村の住人たちとの時間を過ごせる。さらに新規のエンディング分岐では本作に登場する怪物・ことりおばけの真実が明かしたりと、フリーゲーム版では描かれなかった新情報も複数追加。序盤から終盤まで分岐ルートも複数存在し、全てのエンディングを制覇すると"特別なシナリオ“が解放される。フリーゲーム版をプレイしたユーザーにも、十分に楽しめる内容になっている。

 

▼あらすじ
両親を亡くして天涯孤独となった神崎シオリが、両親の部屋から見つけた一枚の写真――そこには、幼い頃の自分と両親、祖父らしき人物が写っており、「阿座河村」という見知らぬ地名も記されていた。
阿座河村へ向かったシオリは、足を踏み入れた資料館内で須賀孝太郎と出会う。そして、管理人である須賀から早く帰るよう強く促されてしまい……。
阿座河村内を探索していくうちに、どんどん明かす“真実"。全てが明らかとなったとき、シオリが取った行動は――。

 


※画面はすべて開発中のもの。
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