【ゲーム株概況(8/19)】好材料相次ぎ浮上の東京通信が一時S高 『ラペルズモバイル』の事前登録を台湾で開始のガーラも買われる M&A材料にカヤックは反発
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8月19日の東京株式市場では、日経平均は小幅続落し、前日比11.81円安の2万8930.33円で取引を終えた。朝方は買いが先行する場面があったものの、2万9000円水準まで急ピッチで買われてきた過熱感もあって、一巡後は前日終値付近でのもみ合い推移となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信<7359>が一時ストップ高まで買われた。東京通信は、前日18日に人材ビジネスに参入することと、メタバース関連の合弁会社の設立が完了したことを発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、ケイブ<3760>が6連騰で年初来高値を更新してきたほか、アピリッツ<4174>やガーラ<4777>なども買われた。ガーラは、18日にスマートフォンゲームアプリ『Rappelz (ラペルズモバイル)』の台湾での事前登録を開始したと発表したことが市場の評価につながったもよう。
eスポーツスクールを運営するeSPの買収を発表したカヤック<3904>も4日ぶりに反発した。
半面、ブシロード<7803>が4日ぶりに大幅反落し、gumi<3903>やグリー<3632>、サイバーエージェント<4751>なども売られた。
前日は高値更新まで買われていたサンリオ<8136>は、4日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359