【ゲーム株概況(8/22)】ケイブが高値更新 CRI・ミドルウェアは終値で1000円大台を回復 新株予約権で約21億円を調達のBOIは希薄化懸念で売られる
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8月22日の東京株式市場では、日経平均は3日続落となり、前日比135.83円安の2万8794.50円で取引を終えた。前週末の米国市場が長期金利の上昇を受けて下落した流れが波及し、国内市場も朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が一時2000円台に乗せるなど年初来高値を更新したほか、フィールズ<2767>や日本一ソフト<3851>、タカラトミー<7867>などが買われた。
コミュニケーションミドルウェア「CRI TeleXus(テレクサス)」の提供開始を前週末19日に発表したCRI・ミドルウェア<3698>は続伸し、終値ベースで1000円大台を回復した。
半面、前週末19日に大和証券を割当先とした第9回及び第10回新株予約権の発行で約21億8400万円を調達すると発表したバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、乱高下する場面もあったものの、希薄化を懸念した売り物に押される形となった。
また、東京通信<7359>やアピリッツ<4174>、enish<3667>などの下げがきつい。
サイバーエージェント<4751>は、クリエイティブディレクターでコピーライターの仲畑貴志氏が代表を務める映像制作会社ドラゴン東京を買収すること発表したが、この日は続落した。
ほか、オルトプラス<3672>やドリコム<3793>、ブシロード<7803>などもさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698