【ゲーム株概況(8/25)】4～6月決算の一巡で次の5～7月決算銘柄に関心…gumiは昨年12月1日以来の800円台を回復　colyは3日続伸

8月25日の東京株式市場では、日経平均は6日ぶりに反発し、前日比165.54円高の2万8479.01円で取引を終えた。前日までの5日続落で下げ幅が1000円に迫ってきていたこともあり、自律反発の動きとなった。ただ、米国のジャクソンホール会議後のFRB（連邦準備理事会）議長の発言に対する警戒感もあり、市場のエネルギーには欠けた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が大幅反発し、終値で昨年12月1日以来となる800円台を回復した。4～6月決算の一巡で、9月9日に第1四半期決算発表を控える4月決算の同社に思惑買いが向かいやすい側面もあるようだ。

同様に1月決算のcoly<4175>も3日続伸と買われている。

ほか、東映アニメ<4816>やケイブ<3760>、ネクソン<3659>なども買われ、バンダイナムコHD<7832>やセガサミーHD<6460>など大手ゲーム株も総じてしっかり。

半面、モブキャストHD<3664>やenish<3667>、ガーラ<4777>など安く、ドリコム<3793>は一時840円と年初来高値を更新したものの、マイナス圏に沈んだ。

前日は人気シリーズ最新作『魔界戦記ディスガイア7』を来年1月26日に発売することを材料に買われていた日本一ソフト<3851>は小反落した。