【ゲームエンタメ株前場(6/10)】出版社の海外進出支援サービス開始のLink-U大幅高 『イナイレクロス』好スタートのAimingにも物色【チャート掲載】

6月10日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比735円24銭安の6万4681円39銭で午前中の取引を終えた。前日の米国株式市場でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、AIや半導体関連の一角が売られて指数を押し下げたという。

 

【主要指数】
・日経225: 64,681.39(-735.24)
・TOPIX: 3,867.42(-28.69)
・ドル/円: 160.34(-0.04)
・ダウ: 50,872.11(+86.10)
・ナスダック: 25,678.82(-250.84)
・SOX: 12,657.81(-248.88)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている98銘柄のうち、上昇は30銘柄(31%)、下落は61銘柄(62%)、変わらずは7銘柄(7%)だった。売り優勢ではあるものの、個別材料の出た銘柄の物色は積極的に行われている印象だ。

Link-U<4446>が大幅続伸となり、値上がり率トップとなった。子会社が出版社の海外展開を支援する新事業『Mangaful Base』を始動すると発表したことが手がかり材料となった。

 

Aiming<3911>も急反発。新作『イナズマイレブンクロス』がセールスランキング3位に入るなど好調な出足を見せたことが好感された。ただ、利益確定の売りも出ており、上値を抑えているようだ。

 

ほか、HODL1<2345>、enish<3667>、フリュー<6238>が値上がり率上位となり、シリコンスタジオ<3907>、任天堂<7974>、モイ<5031>、KLab<3656>、カバー<5253>が値下がり率上位となった。

大手ゲーム関連を見ると、任天堂<7974>が反落。前日に「Nintendo Direct 2026.6.9」を公開したが、目先材料出尽くしとなったようだ。Switch2以外での提供タイトルの発表も多く、業績への期待感が後退したとの声もあった。

ほか、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が高く、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、日本ファルコム<3723>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、モバイルファクトリー<3912>が高く、グリーHD<3632>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、KLab<3656>が安い。

 

最後にアニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、フリュー<6238>が年初来高値を更新。岩井コスモ証券がレーティング「A」の据え置きとし、目標株価を1600円から1800円に引き上げたことが材料視されているようだ。 

ほか、サンリオ<8136>、東宝<9602>、東映アニメ<4816>、東映<9605>、ハピネット<7552>が高く、タカラトミー<7867>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、エディア<3935>、ブシロード<7803>、カバー<5253>、ANYCOLOR<5032>が安い。

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。