角川ゲームス、2022年3月期の決算は最終損失5億3600万円と赤字転落 同社より独立したドラガミゲームズが7月より始動
角川ゲームスの2022年3月期(第13期)の決算は、最終損失が5億3600万円と赤字転落となった。前の期(2021年3月期)の実績は、最終利益が1000万円だった。本日(8月30日)付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。
同社は、KADOKAWA<9468>子会社で、ゲームソフトの企画・開発・販売を行っている。
年度が変わって大きな動きがあり、7月より、同社の一部事業を切り出す形で「株式会社Dragami Games(ドラガミゲームス)」が設立された。角川ゲームス役員の安田善巳氏と冬野 智氏が出資しているが、エクストリーム<6033>の連結子会社となっている。
これに伴い、角川ゲームスの一部知的財産権(著作権・商標権・ゲームデータ・ソースコードなど)、固定資産、仕掛品、販売権も譲り受けたとのこと。これに伴い、角川ゲームスより30名の開発スタッフが移籍したそうだ。
【移管タイトル】
・LOLLIPOP CHAINSAW
・DEMON GAZE シリーズ
・NATURAL DOCTRINE
・GOD WARS シリーズ
・The Lost Child
・√Letter シリーズ
・LoveR シリーズ
・Root Film
・Relayer
なお、現在の角川ゲームスの役員構成は以下のとおり。
【役員構成】
代表取締役社長:若山 高一
取締役:吉川 祐樹
取締役:河合 秀樹
取締役:後藤 久志
監査役:福田 広司
会社情報
- 会社名
- 株式会社角川ゲームス
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 安田 善巳
会社情報
- 会社名
- 株式会社Dragami Games(ドラガミゲームス)
- 設立
- 2022年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 安田 善巳