-
8月31日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比104.05円安の2万8091.53円で取引を終えた。米国の金融引き締めへの警戒感が根強いほか、中国の景気指標悪化による中国景気の先行き不安も市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が年初来高値を更新した。ドリコムは、大和証券が目標株価を540円から880円に引き上げたことが市場の追い風となったようだ。
また、でらゲーの子会社化プロセスの進行を材料にケイブ<3760>が反発し、コムシード<3739>や壽屋(コトブキヤ)<7809>なども買われた。
周辺株では、小室哲哉氏が保有するエンタテインメント事業会社Pavilionsの買収とエンタテインメント事業部の創設を発表したTHE WHY HOW DO COMPANY(旧アクロディア)<3823>が商いを集めて急騰した。
半面、enish<3667>が3日ぶりに大幅反落し、ギークス<7060>やサイバーステップ<3810>などが売られた。
大手ゲーム株では、任天堂<7974>やコナミグループ<9766>、スクウェア・エニックスHD<9684>などがさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793