Precious Analyticsは、8月31日に、NFTゲームの経済圏設計の崩壊度合いや、NFTゲームの開発チーム力を確認できるチェッカーをリリースしたと発表した。
◆従来のサービスと今回のリリースについて
プレアナでは現在、ゲーム業界に特化した人材採用や、配置に関する悩みを数値化で解決するDXサービス「LEGDAP パーソナルチェッカー」を提供している。
このたびのリリースは、その「LEGDAP パーソナルチェッカー」の発展形として、NFTゲーム(クリプトゲーム、ブロックチェーンゲーム)の開発における経済圏の崩壊リスクチェッカー及び開発チームのアセスメントサービスとなる。
◆「NFTゲーム経済圏崩壊チェッカー」
NFTゲームにおいて、アイテムやトークンなどのリソースの収支を含んだゲーム経済圏の設計は肝となる。しかし、残念な事にこの経済圏の設定が上手くいってないばかりに、リリース前から既に崩壊が予見されてしまっているタイトルが数多く見受けられる。
こういった状況の中、プレアナでは新しいジャンルであるNFTゲームの分野においても、『失敗しないゲーム作り』、つまり経済圏の崩壊を呼び込むことなくエンタメの熱狂を創造し、そしてそれをしっかりと引き出していきたいという理念のもと、ゲームを作成していくお手伝いができればとしている。
そしてその結果、開発段階でゲームの経済圏がどの程度崩壊あるいは成功しているかという点や、どこの部分が具体的に直すべきポイントであるかなどの、リスクを一目で見える化できる「NFTゲーム経済圏崩壊チェッカー」の開発に至ったという。
こちらは、元々プレアナがF2Pゲームの開発運用タイトル向けに以前より活用していた適性チェッカーを、NFTゲームに特化した形で作り直したものとなる。
このサービスにより、現在開発中のNFTゲームの経済圏について、設計がしっかり出来ているかどうかというところをリリース前に事前に評価することが可能となり、かつ崩壊のリスクのある具体的なポイントに対しての改善が行える。
NFTゲーム経済圏崩壊チェッカー 使用イメージ(一部抜粋)
◆「NFTゲーム開発パーティチェッカー」
また、NFTゲームの経済圏を設計する上で、『開発チーム』としてどういった部分の人材が足りているか・足りていないかという点を可視化する、「NFTゲーム開発パーティチェッカー」も同時にリリースした。
こちらは、NFTゲームのプロダクトそのものではなく、NFTゲームを開発するチームに焦点を当てたチェッカーとなっている。
こちらを導入することにより、具体的にゲーム経済圏の設計において、どこの部分が特に開発上詰まるリスクがあるか・大きいかという観点で、今いる人材で開発を進める場合のリスクを洗い出すことができる。
かつ、チームに不足している人材の傾向や職種も分かるため、NFTゲーム開発チームを作る際の人材採用にも役立つツールになっているとのこと。