インディーゲーム制作チーム「SOMMIT GAMES」は9月8日、協力型2Dホラーゲーム『KAKURIYO -カクリヨ-』を正式発表した。対応プラットフォームはSteam(https://store.steampowered.com/app/2136340)、2023年春リリース予定。あわせてYoutubeにてコンセプトムービーも公開した。
『KAKURIYO -カクリヨ-』は悪霊にさらわれた四人が力を合わせて脱出を目指すホラーゲーム。プレイヤーは悪霊が作り出した異形の空間をさまよいながら、出口を開く手がかりを探す。
本作の特徴は2Dアートで描かれる異形の空間だ。第一のステージは日本の”小学校”をモチーフとし、プレイヤーは日常生活で見慣れた場所を探索する。しかしながら、各教室では様々な”異常”が待ち受けている。また、ステージには2Dならではの謎解き・パズルが配置されており、プレイヤーは悪霊に殺される恐怖と戦いながら、これらのパズルを解かなければならない。
一方で、見下ろし型視点のゲームでは一人称視点を採用する3Dゲームと比較して恐怖が薄れるのでは? という疑問もあるだろう。しかし、本作では2Dでも十分に”恐怖を味わえる”演出を用意されている。こうした情報は今後、チームの公式Twitterやイベント等で発表していくとのこと。
悪霊の”静かさ”も本作を特徴づける。本作では、一般的なサバイバルホラーゲームのような、プレイヤーを見つけた悪霊が追いかけてくる、といったことがほとんどない。悪霊はプレイヤーと同じ空間をさまよいながら”霊的干渉”を仕掛けてくる。”霊的干渉”を目撃し続けることでプレイヤーキャラクターと悪霊の”縁”が深まっていき、”縁”が深まりすぎたプレイヤーから悪霊の餌食となる。遠いところから徐々に迫ってくる様子は、さながらホラー映画のようであり、プレイヤーは姿こそ見えないが着実にそこに”いる”悪霊に怯えなければならない。
KAKURIYO -カクリヨ-
・対応プラットフォーム PC(Steam)
・ジャンル 協力型マルチプレイホラーゲーム
・価格 未定
・リリース 2023年春
・開発 SOMMIT GAMES