【ゲーム株概況(9/14)】HEROZが3日続伸 引け後に1Q決算の発表を控えたANYCOLORに先回り買いが入る 国内証券が高評価もスクエニHDは反落
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9月14日の東京株式市場では、日経平均は5日ぶりの大幅反落となり、前日比796.01円安の2万7818.62円で取引を終えた。米国の8月のCPI(消費者物価指数)が市場の予想を上回り、FRB(連邦準備理事会)による利上げ加速への警戒から米国市場が今年最大の下げ幅を記録した流れが国内市場にも波及した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体にさえない動きが目立つ中でHEROZ<4382>が3日続伸と強さを見せた。HEROZはバリオセキュア<4494>の連結子会社化による業容の拡大への期待が引き続き評価材料となったようだ。
また、この日の大引け後に第1四半期決算の発表を控えたANYCOLOR<5032>が発表内容を期待された先回り買いで大幅反発した。
ほか、壽屋(コトブキヤ)<7809>が連日の高値更新となり、KLab<3656>やenish<3667>などもしっかり。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やワンダープラネット<4199>の下げがきつく、gumi<3903>は年初来高値を更新する場面もあったが5日ぶりの反落となった。
スクウェア・エニックスHD<9684>は、SBI証券が新規「買い」、目標株価8200円でカバレッジを開始したものの、この日は地合い悪に抗えず反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高319億9500万円、営業利益123億6100万円、経常利益123億4100万円、最終利益87億2500万円(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032