日本ファルコム、22年9月通期の営業益を12億円から14.3億円に上方修正 「英雄伝説 黎の軌跡II」受注堅調、「イース6 Online」も想定上回る【追記】
日本ファルコム<3723>は、本日(9月22日)、2022年9月通期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高24億8000万円(前回予想24億円)、営業利益14億3000万円(同12億円)、経常利益15億1000万円(同12億円)、最終利益10億5000万円(同8億円)、EPS102.14円(同77.82円)とした。減収減益見通しが一転して増収増益で着地する見通しとなった。『英雄伝説 黎の軌跡II-CRIMSON SiN』の受注が堅調に推移しているという。
・売上高:24億8000万円(前回予想24億円)
・営業利益:14億3000万円(同12億円)
・経常利益:15億1000万円(同12億円)
・最終利益:10億5000万円(同8億円)
・EPS:102.14円(同77.82円)
従来予想からの修正率は、売上高3.3%増、営業利益19.1%増、経常利益25.8%増、最終利益31.2%増となっている。
・売上高:3.3%増
・営業利益:19.1%増
・経常利益:25.8%増
・最終利益:31.2%増
同社では、9月29日発売予定の PlayStation5/PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 黎(くろ)の軌跡II-CRIMSON SiN(クリムゾン・シン)-」の受注が堅調に推移しているほか、北米・欧州地域での英語版タイトルやアジア地域での繁体字中国語・韓国語版タイトルの販売が引き続き好調を維持しているため、としている。
また、スマートフォンアプリ「イース6 Online~ナピシュテムの匣(はこ)~」に関しても想定を上回っており、為替が円安に振れたことによる為替差益の計上なども収益を押し上げる。
【追記】
売上高と経常利益、最終利益の推移は以下のとおり。経常利益と最終利益は最高水準となるようだ。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723