ダブルジャンプ、秘密鍵共有管理サービス「N Suite」でゼロ知識証明プロジェクトzkSyncと提携　 秘密鍵の管理の負担を減らす

double jump.tokyoは、10月3日、ブロックチェーンの秘密鍵共有管理サービス「N Suite」において、Matter Labs R&D GmbHのゼロ知識証明プロジェクトである zkSync との提携を発表した。

Matter Labsは、 zkロールアップの技術を用いて低コストでスケールが可能なzkSyncのプロトコルを提供している。 セキュリティやユーザー体験の課題を払拭することを目的としており、 ブロックチェーン技術とゼロ知識証明(*)を組み合わせることによって今まで生じていた参入障壁や複雑さを取り除くことに成功しているという。

(編集部注*)その情報を知っていることを明らかにせず、知っていることを証明する。パスワードを明かさずに、知っているこを証明する。

Web3領域の事業の障壁を下げる取組を推進してきた両社が提携することで、 企業がWeb3領域にスムーズに参入できる土壌をより強固にすることを目指す、としている。

■N SuiteとzkSyncの相互紹介
zkSyncを用いてアプリケーションを開発する企業に向けて、 N Suiteのソリューションを提供することで、 秘密鍵の管理を始めとしたオペレーションの負担を軽減し、 企業がzkSyncのポテンシャルを最大限に発揮したアプリケーション開発に注力できる環境構築を推進していく。

■N Suiteについて
N Suiteは、 複数人で秘密鍵管理できるビジネス向けNFT管理サービスです。 NFT発行や暗号資産の送金、 スマートコントラクトのデプロイなど、 NFT/Web3領域の事業をスムーズかつ効果的に行うための製品を揃えている。

組織の秘密鍵管理の課題を解決することで、 組織がWeb3の基盤となるブロックチェーンにアクセスするハードルを下げ、 Web3の発展を加速させることを目指している。