UUUM<3990>は、本日(10月3日)、インターネット上の誹謗中傷および攻撃的投稿からUUUM専属クリエイターを守るための「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム」の設置から2年目にあたる2021年6月1日から2022年5月31日までの1年間の活動状況ならびに活動から見えてきた課題などについて公開した。
(以下、プレスリリースより)
<活動状況の概要>
■ 具体的対処件数 1年間で64件(月平均 約5.3件)
(期間:2021年6月1日〜2022年5月31日)
2020年の本チーム設置以来、相談および通報として寄せられた約1,000件の事例をもとに、トラブルの類型、リスクレベルごとの対応フローをより進化させ、初動対応の迅速化と実効性の向上に努めております。
また、UUUM専属クリエイターに対する殺害予告やストーカー行為は増加傾向にありますが、犯人検挙につながったケースや、投稿者特定等、下記の通り実効性を明確に示す結果となっております。
・殺害予告やストーカー行為で犯人検挙につながったケース 2件
・悪質な権利侵害で投稿者特定したケース 2件
■ 本チームの警告または通報により削除された投稿の割合 削除率 82.2%
数多くの事例による知見の蓄積をもとに迅速な対策を推進し、引き続き高い水準の削除率を維持しています。
<活動を通じて見えてきた課題>
本チームは多くの誹謗中傷投稿に対処しておりますが、クリエイターの個人情報や家族の情報までインターネット上に公開されてしまうようなケース、また、クリエイターのイメージ低下につながるような悪意ある画像改変(コラージュ画像)など、より悪質なケースも増加傾向にあると捉えております。
本チームは今後も誹謗中傷等投稿の中で悪質なものに対しては、法的措置(発信者情報開示請求等)を含む断固とした姿勢で対処するとともに、対処する上での課題解決に向け、行政等への働きかけも積極的に取り組んでいく方針です。
当社は最前線で誹謗中傷に向き合う立場として、誹謗中傷の被害状況への理解や法的課題の解決につながることを願い、官民の誹謗中傷に関する検討会等にも協力しております。
また、広く社会に向けた啓蒙も当社の大きな役割と捉え、誹謗中傷に関する情報発信にもTwitterやnoteを通じてより積極的に取り組んでおります。
今後も加盟団体である一般社団法人クリエイターエコノミー協会、一般社団法人セーファーインターネット協会、一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構との連携も含め、より多くの方々の意識を変える契機となるような、誹謗中傷等への対策および啓蒙活動に取り組んでまいります。
会社情報
- 会社名
- UUUM(ウーム)株式会社
- 設立
- 2013年6月
- 代表者
- 代表取締役 社長執行役員 梅景 匡之
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高235億8400万円、営業利益9億7100万円、経常利益10億200万円、最終利益4億4800万円(2022年5月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3990