【ゲーム株概況(10/14)】ケイブが5日ぶりに反発 今期2ケタ増収増益見通しのトーセはしっかり 国内証券が目標株価を引き上げの東宝は反発
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10月14日の東京株式市場では、日経平均は5日ぶりの大幅反発となり、前日比853.34円高の2万7090.76円で取引を終えた。9月のCPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ったことで米国市場が急騰した流れに乗り、国内市場も朝方から急速な買い戻しの動きとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>やドリコム<3793>、ワンダープラネット<4199>、アピリッツ<4174>などが買われた。
また、12日に第1四半期決算を発表したケイブ<3760>は、アク抜けしたとの見方から5日ぶりに反発した。
決算発表と同時に開示した2023年8月期通期の業績予想を2ケタ超の増収増益見込みとしたトーセ<4728>はしっかり。
周辺株では、大和証券が投資判断「1」を継続し、目標株価を7300円から7400円に引き上げた東宝<9602>が反発した。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やアエリア<3758>が売られた。BOIは、新作『メメントモリ』への期待感などから9月末から10月前半にかけて7日続伸となっていた場面もあり、3000円台半ばの株価水準では目先の過熱感が強まっているようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602