ビットファクトリーとGMOコイン、「QYSコイン」のIEOの検討開始　『アワメモ!』での利用を予定

モバイルファクトリー<3912>の100%出資子会社であるビットファクトリーとGMOコインは、IEO(Initial Exchange Offering)による資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書を締結した。

「IEO(Initial Exchange Offering)」は、企業やプロジェクトがユーティリティトークンを活用した資金調達を行う仕組みであるICO(Initial Coin Offering)の中でも、暗号資産交換業が主体となってプロジェクト審査とトークンの販売を行う仕組み。資金調達できるだけでなく、トークンを活用することでコミュニティを形成・強化しやすいという。

今回、モバイルファクトリーの100%出資子会社であるビットファクトリーと暗号資産交換業を営むGMOコインは、ビットファクトリーが発行する「QYSコイン」のIEOの検討を開始した。

2020年にリリースした「駅メモ! Our Rails(アワメモ!)」では、位置情報連動型ゲームとしてのおでかけを楽しむ面白さに加え、ブロックチェーン機能によってユーザー参加型の体験を提供してきた。今後、QYSコインを利用することで、新たなエンターテインメントを創造したい、としている。

将来的には、Web3の要素を搭載することで得られた知見や機能を他企業・ゲームに提供し、多くのプレイヤーが新しいエンターテインメントを享受できることを目指していくという。
※IEOについては、その実現を保証又は約束するものではない。