ワンダープラネット、シンガポール子会社WPBCがGame Changerとブロックチェーンゲーム共同展開で合意 23年8月期中にリリース、GCトークン引受
ワンダープラネット<4199>は、この日(10月20日)、シンガポール子会社WPBCがGame Changerと、グローバルエリアにおけるブロックチェーンゲームの共同事業展開に関する契約を締結したことを明らかにした。両社は、今年7月13日に発表した共同事業展開に向けた基本合意書を締結して以降、詳細な業務提携内容やゲームの開発内容、サービス提供の方針などについて協議を行っており、今回、合意に至ったという。
今回の共同事業では、Game Changerは、Web3ゲームプラットフォームの運営とパブリッシング業務の実施を含むゲーム提供への投資を行い、WPBCはGame Changerが独自に発行を行う暗号トークンGame Changer Token($GC)(GCトークン)のアロケーション(割当)を受け、デベロッパーとしてブロックチェーンゲームの開発・運営業務を担う。また、GCトークンは、今後、海外でIEOを予定しているとのこと。
なお、WPBC が割当を受ける予定の暗号トークンの金額については、今後 Game Changer 社やその他のパートナーと事業展開を行っていく上で重要な要件であり、良好な関係を築き円滑な事業展開に取り組むために非公開。
今後、WPBC ではブロックチェーンゲームの開発を進め、サービスの開始に向け、両社においてさらに詳細な検討と準備を進めていく。本件ゲームタイトルは、2023年8月期中のサービス開始を予定している。
同社は、2022年7月に新規リリースした『アリスフィクション』の動向が会社全体の業績への影響が大きい状況が続いている。そのため、今回の共同事業も同社負担となる準備費用を抑制することが必要と考えており、2023年8月期業績への影響が限定的となる提携内容としている、とした。
なお、割当を受ける GC トークンは、会計処理方法として資産に計上することとし、評価損益は発生しないことを現時点では想定している。これらのことから、本件による2023年8月期の業績への影響は、現時点で軽微としているが、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに開示をするという。
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199