暗号屋は、10月20日、持っている人だけ見られるNFTデジタルメディアプロトコル「VWBL(ビュアブル)」のソフトウェア開発キット「VWBL SDK」をリリースした。
今後、VWBL SDKを実装したマーケットプレイスやAPI、BaaSなど、VWBL NFTの幅広いユースケースを創出しweb3市場でのデジタルコンテンツの流通とアセット化を促進する。
◆VWBL(ビュアブル)について
VWBL(ビュアブル)はweb3市場でデジタルコンテンツ流通を行えるNFTデジタルメディアプロトコルとなる。
従来、NFTは所有者以外もメタデータに紐づいたコンテンツを閲覧することが可能でしたが、VWBLは分散型鍵管理技術により、分散型アクセスコントロールを行うことで、NFTの所有者のみが暗号化されたコンテンツを復号し閲覧できる機能を実装している。
これによってコンテンツ事業者がweb3上でCDやDVDなどのメディアと同じようにNFTをメディアとして利用したデジタルコンテンツ流通を実現することが可能になる。
これによりコンテンツ事業者はプラットフォーム手数料削減や二次流通からの収益化など、デジタルコンテンツの価値を向上させることでクリエイターやパブリッシャーのビジネスを加速できる。
また、VWBLは手紙を封筒に入れて情報を保護するように、デジタルコンテンツに限らずweb3上で医療や教育など様々な分野の個人データを管理することができるインフラとしても活用できる。
【ウェブサイト】https://vwbl-protocol.org
「VWBL SDK」をリリースすることによりMinting LP(Webサイトから自身のNFTを販売する)やマーケットプレイス、BaaS(Blockchain as a Service)など様々なモジュールでVWBLを実装することが可能になり、どなたでもVWBLを使ってweb3上でデジタルコンテンツビジネスを展開することが可能になる。
◆VWBL Forum
「VWBL SDK」の公開に併せて、VWBL SDKのドキュメントやフォーラムの提供やユースケースの紹介などを行うコミュニティ「VWBL Forum」をローンチする。
今後はVWBL Forumを中心にイベントやコミュニティ運営など、様々な活動を展開していく予定。
【URL】 https://forum.vwbl-protocol.org
◆VWBL Demo app
「VWBL SDK」と「VWBL Forum」のリリースに伴い、実際にお手元のファイルをVWBL NFTとしてPolygonネットワーク上にMintする体験ができるdemo appをWebサイトに公開した。
※VWBL Demo appでNFTを発行するには、別途ガス代(Matic)が必要になる。
【URL】https://demo-app.vwbl-protocol.org
会社情報
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