DMM.comは、10月24日、DMM.make 3Dプリント事業において、TARTと共同で、「DMM.make physical NFT ART project」を始動させると発表した。
本プロジェクトは、3Dプリントによって造形したNFTアートの販売を通して、アーティスト活動の多様性を提示し、アーティストが持続可能な活動ができる仕組み作りを目指す取り組み。
第一弾として、描画毎に色が変わる1万点のジェネラティブアート作品「Generativemask」の販売が決定した。
■「DMM.make physical NFT ART project」について
「DMM.make physical NFT ART project」は、3Dプリントによって造形したNFTアートの販売を通して、アーティスト活動の多様性を提示し、アーティストが持続可能な活動ができる仕組み作りを目指す取り組み。
第一弾として販売が決定した、描画毎に色が変わる1万点のジェネラティブアート作品「Generativemasks」は、クリエイティブコーダーの高尾俊介氏が2021年に立ち上げたNFTアートプロジェクト。
「Generativemasks」は、日々気軽にビジュアルコーディングを行う「デイリーコーディング」という活動の延長で、高尾氏が制作している作品で、発売してから2時間あまりで1万個を完売し、大きな話題となった。また、それらの売上はジェネラティブアートに関連する団体や企業に対して寄付を行った他、一般財団法人ジェネラティブ・アート振興財団を設立し、ジェネラティブ・アートの普及活動に資金を活用している。
さらに、Generativemasksはp5.jsというコードをベースとした作品であることから、そのアルゴリズムをベースに3D版のGenerativemasksの制作にも成功しております。なお、この3D版のGenerativemasksはアーティストであるAyumu Nagamatsuが制作した。また、通常盤のNFT保有者向けに3D版がエアドロップされたことでも話題。
そして本プロジェクトでは、この3D版のGenerativemasksの3Dプリント版の制作にも成功し、DMM.makeにて販売を開始。
■3Dプリント版 Generativemasksの販売について
販売に関する詳細は追って発表する。
・販売方法:DMM.make特設サイト上にて販売を開始する。
・価格:未定
・通貨:ETH(暗号資産による決済を予定している)
・時期:2023年1月(予定)
・条件:3D Generativemasks保有者のみ3Dプリント版を購入できる仕組みとなっている。
※ 内容は変更される可能性がある。
※ 最新情報は、DMM.make 3DプリントのツイッターアカウントまたはGenerativemasksのツイッターアカウントで案内する。
■日本初!原宿で開催される「デジタル骨董展」で、3Dプリント版 Generativemasksの展示が決定
BE AT STUDIO HARAJUKU(ラフォーレ原宿6F)で開催される、「デジタル骨董展ーこれからの価値と所有を考えるー」で、高尾氏の出展作品として、3Dプリント版 Generativemasksが展示されることが決まった。
3Dプリント版 Generativemasksが展示されるのは、日本初となる。
【展覧会概要】
・展示会名:デジタル骨董展ーこれからの価値と所有を考えるー
・展示期間:2022.10.29(土)-11.13(日)
・営業時間:11:00~20:00
・会場:BE AT STUDIO HARAJUKU(ラフォーレ原宿6F)
・入場料:無料
・特設WEBページ:https://be-at-tokyo.com/projects/beatstudio/10744/
■高尾俊介氏について
1981年熊本県出身、クリエイティブコーダー。
2019年プログラミングを日々の生活や来歴、風土や固有の文化と結びつけるための活動としてデイリーコーディングを提唱し、現在も実践している。
2021年、NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表。発売から2時間あまりで1万個完売した。
一般財団法人ジェネラティブアート振興財団代表理事。甲南女子大学メディア表現学科講師。
会社情報
- 会社名
- 合同会社DMM.com
- 設立
- 1999年11月
- 代表者
- 最高経営責任者 亀山 敬司
- 決算期
- 2月