CryptoGames、「NFTStudio OEM」が新たにSanpō-Blockchain、Oasys、AstarNetwork、BSCに対応
CryptoGamesは、11月1日、同社の「NFTStudio OEM」が新たに4つのチェーン(Sanpō-Blockchain,Oasys,AstarNetwork,BSC)に対応したと発表した。
■Sanpō-Blockchain(サンポーブロックチェーン)の特徴
・旧名は「Content-Ethereum」であり、JCBIが支援するオープンソースコミュニティとして、無償のオープンソースNFTウォレットのソースコードを公開しており、電力を過剰に浪費するマイニングは不要であるため環境にやさしく、資金決済法に規定されるような暗号資産の発行もない
・著作権等のコンテンツに関連する権利と当該権利に関する契約情報の取り扱いを考慮したプロジェクトであり、権利や契約に関する包括的な機能を有するERC721型NFTの論理データモデルを有している
・また、コミュティによるガバナンスを有し、ガス代も不要であるなど、無償で利用できる「コンテンツ業界のためのコモンズ」としての発展を目指すプロジェクトである
・模倣品対策ソリューション「du-al.io(デュアルドットアイオー)」も同チェーン上で開発されており、他にも既に20社以上が参入している
・同社のNFTStudioにても、Sanpō-Blockchainを活用したNFTの発行・販売・配布が可能
■Oasys(オアシス)の特徴
・「Blockchain for Games」をコンセプトに掲げる、ゲームに特化した日本発のブロックチェーンであり、処理速度が高速かつガス代無料を目標に掲げているブロックチェーンを活用したゲーム内決済やNFTアイテムに関わるマルチチェーン対応を行えることも視野に入れているチェーン
・同社含め、スクエアエニックス、バンダイナムコ研究所等の大手ゲーム会社やWEB3企業など計21社がバリデータとして参画
・Oasys上でのゲーム開発として、当社も合同会社DMM.comが2023年夏頃リリース予定のブロックチェーンゲームプロジェクトにおいて、ブロックチェーンゲームアーキテクチャの設計、開発の支援を開始
■AstarNetwork(アスターネットワーク)の特徴
・アスターネットワークは、異なるブロックチェーンの相互接続(インターオペラビリティ)を目指すプロジェクトであるポルカドットのパラチェーンとして2021年12月に接続し、1月17日にメインネットローンチしたブロックチェーン
・ポルカドットは中心的な機能を果たすリレーチェーンと、そのリレーチェーンに接続される個別のブロックチェーンであるパラチェーンによって構成されている
・ポルカドットリレーチェーンでは、スマートコントラクトをサポートしていない為、アスターはポルカドットへEVM(イーサリアムバーチャルマシン)やWASM(ウェブアッセンブリ)を提供することで、複数のブロックチェーンをサ
・ポートするマルチチェーンスマートコントラクトハブの役割を担っている
またアスターネットワークでは、開発者支援の為にBuild to Earn(構築して稼ぐ)の仕組みである「dAppstaking」有しているのが特徴
・「アスターネットワーク」と統合したdAppやインフラストラクチャに対して、ユーザーが同ネットワークのネイティブトークン「ASTR」をステーキングすることで、開発者とユーザーが報酬を得られる仕組みとなっている
ユーザーは「dApp Staking」でdAppに「ASTR」をステーキングする事で、報酬を受取りながらも、開発者を支援することが可能となる
・同社が提供する農業体験ゲーム「AstarFarm」にてカルビーのNFTゲーム施策を開発した事例がある(https://astarfarm.com/ja)
■BSC(バイナンススマートチェーン)の特徴
BSCは海外取引所バイナンスが運営・管理する独自チェーンであり、スマートコントラクト機能を搭載しているプラットフォームコンセンサスアルゴリズムにPoSA(Proof of Staked Authority)を採用しており、約3秒でのブロック生成を可能にしていること、併せて比較的ガス代が安いことが特徴
■対応チェーン一覧
Etherium / polygon /LINEBlockchain/SHIDEN/
Oasys/AstarNetwork/Sanpō-Blockchain/BSC/ を追加
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会社情報
- 会社名
- CryptoGames(クリプトゲームズ)