BOI、『メメントモリ』22年10月度の課金高は35億円と明かす 諸費用も公開、営業利益は20億円程度か 今後の開示スケジュールも発表
バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、この日(11月2日)、スマートフォン・PC 向け新作大型 RPG『メメントモリ』の2022年10月度(10月18日~31日)の課金高について35億円(31日時点の1ドル=148円で円換算。返金反映済み)だったと発表した。
10月31日時点のダウンロード数は、125万件(日本59万、韓国17万、台湾12万、アメリカ10万、その他25万。同一端末による複数回 DL 含まず)だったという。
費用についても開示しており、10月1日~31日の広告宣伝費はリリース前1億、リリース後1億だったという。減価償却については開発費を全て即時費用処理し、資産計上していない、とした。
10月の固定費は『メメントモリ』のサーバー費の発生(14日間分)により、連結総額2億5000万円程度となる見込み。
連結損益構造を「売上高-PF 手数料-広告宣伝費-固定費(事業部・間接部門)=営業利益」と整理できるとのことで、ざっくり計算すると、10月度の営業利益については20億円程度になるだろうか。
続く2022年11月以降の固定費は『メメントモリ』のサーバー費等の発生(30日間分)により、連結総額3億円程度/月に増加する可能性があるとした。また広告宣伝費については世界主要国・地域で強めていくとのこと。
※全世界の App Store、Google Play、日本の DMM GAMES(PC)を合計したものになる。
※上記数値は端数を切り捨てた速報値であり、監査法人による監査を受けていない。
※将来数値は様々な不確定要素が内在しており、上記課金高が継続することを保証するものではないとのこと。
現在、日本語、英語、韓国語、中国語 (繁体字)の4言語のみに対応しているが、合計10言語以上への対応を進めているそうだ。
また、現在、全世界の App Store、Google Play、日本の DMM GAMES(PC)のプラットフォームのみで配信しているが、日本及び海外においてプラットフォーム拡大を検討しているという。
『メメントモリ』の2022年10月~12月の指標については、2023年9月期第1四半期決算にあわせて開示する予定。それまでの期間の課金高、DL 数、広告宣伝費の速報値は以下のスケジュールで開示する。
【スケジュール】
・2022年11月初旬まで:2022年11月14日開示予定(2022年9月期通期決算発表)
・2022年11月分:2022年12 月初旬開示予定
・2022年12月分:2023年1月初旬開示予定
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393