右肩上がりの中国ゲーム市場、2022年は減少予測【Niko Partners調査】


アメリカの市場調査/コンサル会社のNiko Partnersは、同社のBlogにおいて、中国のゲーム市場が20年ぶりに減収になるとの見通したことを明らかにした。

20年という区切りについては、同社が調査を開始してからの年月だという。当初(2022年4月時点)の予想は、低い成長を予想していた。

今回の下方修正の理由として

・PCとコンシューマーの増加したものの、モバイルゲームの売上低下をカバーできなかった

・マクロ経済の下降

・ゲーム分野への規制強化

・新規ゲームのライセンス発行が不足
-2021年にライセンスの発行停止後、2022年4月中旬に再開した経緯がある

・新規タイトルの不振

などを理由として挙げている。

市場の66%ほどを占めるモバイルゲームの売上は、2022年には前年比で5.1%減になると、予想しているようだ。加えて2022年は7億人超えるゲーム人口も減少する見込みとしている。理由は若年層プレイヤーへの規制によるもの。ただし収益への影響は軽微としている。

さらなる詳細は以下のURLから確認できる。

CHINA GAMES MARKET REVENUE PROJECTED TO DECLINE FOR THE FIRST TIME IN 20 YEARS
https://nikopartners.com/news/china-games-market-revenue-projected-to-decline-for-the-first-time-in-20-years/