スパイスマートは、スマホゲーム317タイトルにおけるイベントや公式アンバサダー、CM、生放送などに起用されたコスプレイヤーの調査結果を発表し、セールスランキングTOP100に入ったタイトルのうちコスプレイヤーを起用したスマホゲームは2割にのぼると明かした。そのうち65.6%が中華圏で開発・運用しているゲームだったという。
【調査概要】
・期間:2024年1月1日~ 2024年7月31日
・内容:2020年以降にリリースし、調査期間中のセールスランキングTOP100に入ったことがあるタイトルを対象に、起用された国内/海外人気コスプレイヤーとその傾向、起用事例について調査
調査対象のコスプレイヤーは総勢182名にものぼり、うち3タイトル以上に起用されたコスプレイヤーは17名だった。日本国内最大のコスプレ専門SNS「 COSPLAYERS ARCHIVE 」には32.9万人を超す(調査時点)コスプレイヤーの登録がある。
また2024年8月2日から4日にかけて愛知県名古屋市で開催された世界最大級のコスプレの祭典「 世界コスプレサミット2024 」には世界各国から3日間で25万人の来場があった。同じ年の2024年9月に開催された「東京ゲームショウ2024」の4日間の来場者数が27万4739人だったことからコスプレイヤー人口はゲーム人口に追いつく勢いで非常に多いことがわかる。
そして、昨今のスマホゲームではイベントだけでなく、公式アンバサダーやWebCM、公式生放送などでもコスプレイヤーを起用するケースが増えてきている。
今回調査したヒットタイトル317のうち、20.2%にもなる64タイトルがコスプレイヤーを起用していた。コスプレイヤーを起用している64タイトルのうち、約60%以上のタイトルが美少女キャラクターが多く登場するタイトルである。
▲コスプレイヤーを起用64タイトル 開発元の国・地域(スパイスマート調査)
さらに、コスプレイヤーを起用している64タイトルのうち、65.6%が中華圏、20.3%が日本、14.1%が韓国タイトルであった。中華圏のタイトルは日本よりもコスプレイヤーを起用することが非常に多い傾向にあることがわかる。
起用方法はイベント参加や公式生放送出演が最も多い。次いで公式アンバサダー就任となり今回の調査の中では8件もあった。その他にはWebCM出演やゲーム内コラボ、テーマソング歌唱のケースなど多種多様な起用ケースが存在する。
具体的な起用事例、詳細については調査レポートの中でタイトル別に詳しく紹介している。
【調査レポートINDEX】
本特集の概要
はじめに
調査概要
集計データ
タイトル別 コスプレイヤー起用状況
3タイトル以上に起用されたコスプレイヤー
コスプレイヤー全体起用傾向
人気コスプレイヤー紹介
国内人気コスプレイヤー
海外人気コスプレイヤー
起用事例ピックアップ
イベント参加事例
大使就任事例
PR動画出演事例
番組出演事例
ゲーム内コラボ事例
テーマソング歌唱事例
総評
なお、この調査レポートはスパイスマートが提供する LIVEOPSIS(ライブオプシス) 会員向けに配信しているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スパイスマート
- 設立
- 2015年7月
- 代表者
- 代表取締役 久保 真澄