マーベラス<7844>が主催する「iGi indie Game incubator」は、第2期のプログラムが10月に開催したデモデイをもって終了したことを発表した。あわせてデモデイで第3期の開催を発表した。年内に募集を開始予定。
第2期で採択した6チームは、BitSummit(8月)やTokyo Game Show(9月)など様々なイベントにiGiと共に参加をし、作品をアピールする多くのチャンスにも恵まれた。
特にデモデイでは、招待した30のパブリッシャーが参加し、事前に収録した各タイトル開発者によるピッチ映像の上映と共に、参加パブリッシャーとの活発な質疑応答も行われたことは各チームの開発者にとって貴重な経験が得られたという。
今後、第2期生はiGiのプログラムを通して得た知識やコネクションを活かしながら自身の力と判断でパブリッシャーを決定していく。
[第2期生](※英作品名のアルファベット順)
■ Kanata Lab
http://kanata-labo.com/
作品名:『34EVERLAST』(英作品名:34EVERLAST)
ゲームループ最短10分でクリア、ゲームオーバーなし、忙しく働く大人達へ贈る超濃縮アクションエンターテイメント。終わりゆく多次元世界を舞台に感動のラブストーリーが展開される。
■ DOUKUTSU PENGUIN CLUB(旧:NONOHARA WORKS)
作品名:『断崖のカルム』(英作品名:CALME)
危険な雲海に囲まれた、断崖絶壁の安息地「カルム」を舞台に繰り広げられる探索アクションアドベンチャー。右手の竿と左手のダンゴを武器に崖下の雲海に潜り獲物を捕る『雲海猟師』となり、マップの探索やクセの強い住人たちとの出会いを通して、カルムに眠る謎を解き明かしていく。
※「NONOHARA WORKS」よりチーム名を変更した。
■ モノリリス
作品名:『ヘルヘル - Hell Hell-』(英作品名:Hell Hell)
「鬼ごっこ」と「かくれんぼ」を組み合わせたマルチプレイの協力型アクションステルスゲーム。日本の地獄をモチーフにしたポップでかわいい世界でみんなで協力しながらステージ上にある鍵を探し出し、制限時間内に脱出を目指す。
■ 白黒羊
作品名:『虹の降る海』(英作品名:Rainbow Sea)
選択肢で選べる嘘により、ストーリーが多様に分岐する和風ドット絵アドベンチャー。プレイヤーは神様の候補として選ばれた「人間さん」として、七福神たちとの関係を育みながら不穏な1年を過ごする。
■ DON YASA CREW
作品名:『SONOKUNI』(英作品名:SONOKUNI)
『SONOKUNI』は見下ろし型ハードコア高速アクションだ。バイオSF×日本神話の世界で、時空間を操り大国にカチコんで滅びゆく国を守れ。一撃必死の暴力のループを抜け出す華麗なルートを見つけ、最速で駆け抜けろ。暴力以外の解決策に葛藤をし続ける、この体験はまさにHIPHOPだ。
[産学官連携/特別枠]
■神電ゲームズ(神戸電子専門学校)
Twitter @ys_game_jp
作品名:『蒐命のラスティル-とこしえの迷宮城-』
(英作品名: Rustil: Eternal Labyrinth Castle)
技・魔法・アイテムなどを駆使し迷宮城を攻略していく、爽快アクションローグライクゲーム。50年前、突如として発生したゲートから現れた強大な謎の迷宮城に主人公ラスティルが挑む。モンスターを捕まえ共闘し、様々な財宝を集めよう!
※『とこしえの迷宮城』(英作品名:Eternal Labyrinth)よりゲーム名変更した。
[iGiプログラムについて]
iGi indie Game incubatorは、日本初のインディーゲームのためのインキュベーションプログラム。
■プログラム名称:iGi indie Game incubator(略称:iGi「イギ」)
■プログラム開催期間:第3期:2023年4月~10月までの6ヶ月間(予定)
■主催:マーベラス
■プログラム構築協力:GameBCN(スペイン・バルセロナ)
■プログラム運営協力:ヘッドハイ、ルーディムス
※プログラム実施内容及び募集要項等については、下記公式サイトを参照してほしい。
■公式サイト: https://igi.dev/
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844