DEAと楽天グループ、Web3領域でタッグ



Digital Entertainment Asset(DEA)は、11月4日、楽天グループ<4755>との間で、Web3領域における協業推進に向けた覚書(MOU)を締結した。

また、新株予約権引受による、同社のコーポレートベンチャーキャピタルである楽天キャピタルからのマイノリティ出資に関しても合意したという。

楽天は、Eコマースからフィンテック、携帯キャリア事業などのモバイルサービス、プロスポーツまで様々な事業領域でサービスを展開している。Web3領域への事業進出も早く、同社が手掛けるNFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」 は日本国内有数のNFTプラットフォームとして知られるほか、同社グループの楽天ウォレットでは、ビットコインをはじめとする暗号資産の取引サービスも提供している。

一方、DEAのGameFiプラットフォーム「PlayMining」は2020年5月26日にサービス開始以来、2022年11月現在で全世界100カ国以上、250万人を超えるユーザーを有している。

DEAPcoin は日本で初めて流通するPlay to Earnトークンであり、PlayMiningも世界初のPlay to Earnトークンエコノミーとして、世界のGameFi領域をリードする存在となっている。

今後の展開としてDEAは楽天と、それぞれの事業においてシナジーを創出する協業の可能性や、双方のサービスの更なる価値向上に向けた連携などに関して協議を進めていく。

■楽天キャピタル カンパニープレジデント 高澤廣志氏のコメント
経験豊富な経営陣の下で、成長が著しいWeb3の領域において世界を舞台に実績を残してきた点に着目し、
今回、出資に至りました。本出資を通してDEA社とは、Web3領域における
弊社の様々な事業との協業の実現を目指していきたいと思います。

楽天グループの持つ会員基盤、ブランド、関連領域における事業ノウハウと、DEA社のGameFi、
トークンエコノミー、メタバース事業推進の経験は、
今後の両社の事業成長へ相互に大きく貢献していくと期待しています。

■DEA Founder & CEO 吉田直人のコメント
この度、楽天様と協業推進に向けた覚書の締結および出資について
合意することが出来たことについて大変嬉しく思っており、まずは関係者の方々に感謝申し上げます。
「Play to Earn」 をグローバルに浸透させることをミッションとする弊社DEAにとって、
世界規模でインターネット関連ビジネスを展開している楽天様の戦略が上手く合致しました。

先日の9月26日、楽天様が発表したIP開発からコンテンツの包括的なプロデュースを行う
メディアフランチャイズ事業「Rakuten Content Central」を設立したことも追い風となり、
これから一緒にWeb3エンターテインメント事業で世界No.1を目指して、今後協議していけることを光栄に思います。


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