【ゲーム株概況(11/7)】通期予想を増額のMIXIが高値更新、サンリオはS高 新作のサービス開始日発表のAimingは5日続伸 BOIは一時S安
11月7日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比327.90円高の2万7527.64円で取引を終えた。前週末の米国市場の上昇を受けて、国内市場も買い戻しの動きが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、MIXI<2121>が大幅反発し、年初来高値を更新した。ミクシィは、前週末11月4日に2023年3月期通期の連結業績予想の修正を発表しており、人気IPとのコラボなどで主力の『モンスターストライク』が好調だったことにより、売上高、営業利益、経常利益の予想を上方修正したことが市場の評価材料となったようだ。
同じく前週末に2023年3月期の連結業績予想の上方修正を発表したサンリオ<8136>がストップ高した。
また、LiTMUSとの共同開発による最新作『脱獄ごっこPRO』のサービス開始日が11月17日に決定したことを発表したAiming<3911>が5日続伸となり、子会社の上場が評価の底流にあるカヤック<3904>はストップ高した。
ほか、ワンダープラネット<4199>やKLab<3656>なども買われた。
半面、東京証券取引所による信用取引の増担保措置の強化が嫌気されたバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が一時ストップ安まで売られた。
そのほか、東映アニメ<4816>やギークス<7060>、コムシード<3739>が売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136