任天堂とDeNA、パートナーシップを強化 合弁会社「ニンテンドーシステムズ」設立 顧客との関係をより深めるための研究開発と付加価値創造に取り組む
任天堂<7974>とディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、この日(11月8日)、合弁会社として「ニンテンドーシステムズ株式会社」を2023年4月3日に設立することを明らかにした。出資比率は、任天堂が80%、DeNAが20%出資し、佐々木 哲也氏が代表に就任することが内定した。
任天堂は、ハード・ソフト一体型のビジネスを基軸に、ユーザーにより良い体験とサービスをゲーム専用機以外においても体系的に提供するために、ニンテンドーアカウントを中心とした、ユーザーとの関係性の維持・拡大に取り組んでいる。
その一環として、両社は2015年に業務・資本提携を行い、ニンテンドーアカウントを中心とする新たな基幹システムの開発と運用に取り組んでおり、7年以上におよぶノウハウの蓄積とニンテンドーアカウントを基盤とした様々なサービス開発の経験を元に提携・パートナーシップを強化することにしたという。
今回設立が決定した合弁会社は、任天堂のビジネスのデジタル化を強化するため、ユーザーとの関係性をより一層深めるための研究開発と付加価値創造を行うとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974