メガチップス、9月中間決算は経常利益18%増の43億円 為替差益と持分法投資利益で Switch向け格納用LSIの需要は足元「大幅に増加」

メガチップス<6875>は、本日(11月8日)、第2四半期累計(22年4月~22年9月)の連結決算を発表し、売上高359億9900万円(前年同期比7.5%減)、営業利益35億6700万円(同13.2%減)、経常利益43億2500万円(同18.0%増)、最終利益28億8600万円(同26.3%増)だった。

・売上高:359億9900万円(同7.5%減)
・営業利益:35億6700万円(同13.2%減)
・経常利益:43億2500万円(同18.0%増)
・最終利益:28億8600万円(同26.3%増)

全体の売上高及び営業利益は前年同期に対して減少したものの、Nintendo Switch向けのゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)の需要が第1四半期に比べ第2四半期は大幅に増加した、としている。

また、持分法適用の関連会社であるSiTime Corporationの持分法による投資利益(のれん等償却費を含む)が3億4400万円、為替差益が3億7300万円それぞれ発生したことにより、経常増益となった。

なお、幕張事業所の閉鎖及び開発解析センター等への移転決定に伴い建物等に係る減損損失3億8700万円が発生したが、最終利益も大幅な増益で着地した。


■2023年3月期の業績見通し
2023年3月期の業績は、売上高720億円(前期比4.3%減)、営業利益72億円(同2.4%増)、経常利益72億円(同8.4%減)、最終利益47億円(同82.9%減)、EPS245.17円を見込む。従来予想からは変更はない。

・売上高:720億円(同4.3%減)
・営業利益:72億円(同2.4%増)
・経常利益:72億円(同8.4%減)
・最終利益:47億円(同82.9%減)
・EPS:245.17円

計画に対する進捗率は、売上高50.0%、営業利益49.5%、経常利益60.1%、最終利益61.4%となっている。

・売上高:50.0%
・営業利益:49.5%
・経常利益:60.1%
・最終利益:61.4%

株式会社メガチップス
https://www.megachips.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社メガチップス
設立
1990年4月
代表者
代表取締役社長 肥川 哲士
決算期
3月
直近業績
売上高752億5600万円、営業利益70億3000万円、経常利益78億5700万円、最終利益275億4400万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6875
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