バンダイナムコスタジオは、社内のゲームクリエイターの働き方にフォーカスし、パフォーマンスを最大限発揮できる仕組みを取り入れたコワーキングスペースをオープンしたことを発表した。
本コワーキングスペースの名称「クリエバ(Creative Bubbles)」は、社内公募により決定した。今後も在宅勤務と出社のそれぞれの利点を活かしたハイブリッドな働き方を推進していく。
■コワーキングスペース「クリエバ(Creative Bubbles)」について
本コワーキングスペースはバンダイナムコスタジオ本社内に設置されており、社員なら誰でも利用することが可能だ。ゲームクリエイターが最も働きやすい環境の実現を目指して全社アンケートを実施したところ、コワーキングスペースに対して「フリーアドレス席の導入」「集中して作業できる個人ブースの設置」「Web会議が行えるスペースの確保」を希望する声が多くあがった。このような社員の要望に応えつつ、ゲーム開発を加速させるために必要不可欠なコミュニケーションが自然と生まれるような場も備えた形での誕生となった。今後は社内のコミュニケーション促進の場として、社員の交流会や研修などでの利用も見込んでいる。
■コワーキングスペース「クリエバ(Creative Bubbles)」設備について
【フリーアドレス席】
周りとコミュニケーションを取りながら仕事ができるスペース。気軽に席を替えられるので、就業中の気分転換やアイディア創出の場としても適している。また「ライブラリー」コーナーでは、ナムコの時代から現在まで、開発したタイトルにまつわるグッズや書籍が充実している。会社の歴史を知ることでもっと自社を好きになってほしいという想いが込められている。
【ミーティングルーム】
人数規模に合わせて選択できるよう6室を用意。すべての部屋にMAXHUBを設置しているため、PC接続やオンライン打ち合わせもスムーズに行える。
※MAXHUBとは…この1台で「ホワイトボード」「プレゼン」「Web会議」などに活用できるモニター型のミーティングボード。利用者がスムーズに使えるように独自の社内マニュアルを用意した。
【フォンブース】
用途に合わせて3種類のフォンブースを設置している。作業スペースが広く取れる「Remote Cabin」、急なWeb会議にも対応できるように台数を多く設置した「One-Bo」は入り口のドアに任意でスモークが掛けられる。また、気密性が高く面接や秘匿案件にも適した「テレキューブ」も用意した。業務の用途に合わせて選択することができる。
【フォトグラメトリスタジオ】
被写体をスキャンして3DCGモデルを作成するフォトグラメトリスタジオが誕生した。専門のエンジニアに限らず、すべての社員が利用できる。
【配信スタジオ】
専用機材が充実した「配信スタジオ」は、社員であれば誰でも使用できる。機材の制御はタブレットで簡単に操作できるほか、専門スタッフからのサポートも受けられる。
【L字型デスクエリア】
複数人での作業に特化し、 ミュニケーションを取りやすいデスク配置になっている。新入社員やキャリア入社のレクチャーなどにも適している。同じエリアには健康に配慮した「昇降デスク」も設置している。
【プロジェクトルーム X・Y・Z】
大部屋でも3つの小部屋としても使えるスペース。ゲームの開発フェーズに合わせて部屋の大きさをスケールアップできるのが特徴となっている。
【カフェスペース】
リフレッシュできる休憩場所として使用するほか、 一部の席にはコンセントも配置しているため、 打ち合わせにも適しています。 また、 福利厚生の一環として、 社員が無料で利用できるカップ式自動販売機を設置しております。 社員同士のちょっとした交流の場としての利用を見込んでおります。
▼バンダイナムコスタジオ 代表取締役社長 内山 大輔氏コメント
バンダイナムコスタジオは、ワールドワイド市場に向けた代替不可能なメジャータイトルを創出しよう!と、約1,000人のクリエイターが日々開発に取り組んでいます。新しいアイディア、新しいクリエイティブ、それらを生み出しやすいように、バンダイナムコスタジオではクリエイターに向けた開発環境を日々進化させています。
現在、リモートでの開発とリアルでの開発、それぞれの良さを活かせるハイブリッドな開発体制を導入していますが、今回オープンした「クリエバ」では、クリエイターが出社した時にチームを超えて出会える場であり、個性が混じり合い、そして刺激しあい、新しい楽しさを生み出すことを想定してフロア設計しました。
将来このフロアから生み出されたサービスを、世界中のゲームファンの皆さまにお届けしたいと思っています!
会社情報
- 会社名
- バンダイナムコスタジオ