アクセルマーク、資本金の額の減少及び剰余金の処分を発表 繰越利益剰余金の欠損を補填して財務体質を健全化へ 機動的かつ柔軟な資本政策の確保も

  • アクセルマーク<3624>は、本日(11月17日)、12月23日開催予定の第30回定時株主総会に付議する資本金の額の減少及び剰余金の処分を発表した。効力発生日は2023年2月28日の予定で、12月23日開催予定の定時株主総会における承認可決をもって正式に決定する。

    同社は、2022年9月30日現在で 1億62万9476円の繰越利益剰余金の欠損を計上している。この欠損金を補填し、財務体質の健全化を図るとともに、今後は収益基盤を徐々に拡大させるための投資を実行していくなかで機動的かつ柔軟な資本政策を確保することを目的とし、資本金の額の減少及び剰余金の処分を実施する。

    なお、この資本金の額の減少は、払い戻しを行わない無償減資であり、発行済株式総数を変更することなく、資本金の額のみを減少するものであるため、株主が所有する株式数に影響を与えるものではない。

    また、今回の資本金の額の減少によって同社の純資産額及び発行済株式総数にも変更はないため、1株当たりの純資産額に変更を生じるものでもない。

    <資本金の額の減少の要領>
    (1)減少する資本金の額
    資本金の額2億1717万8000円を1億6717万8000円減少させて、5000万円とし、減少する資本金の額の全額を、その他資本剰余金に振替える。なお、同社が発行している新株予約権が資本金の額の減少の効力発生日までに行使された場合には、減少後の資本金の額は変動する可能性がある。

    (2)資本金の額の減少の方法
    払戻を行わない無償減資とし、発行済株式数の減少は行わず、資本金の額のみを減少し、減少する資本金の全額をその他資本剰余金に振替える。

    <剰余金の処分の要領>
    資本金の額の減少の効力発生を条件に、資本金より振替えた後のその他資本剰余金4億1532万9286円を1億62万9476円減少させて、欠損の填補に充当する。

    (1)減少する剰余金の額
    その他資本剰余金 1億62万9476円

    (2)増加する剰余金の額
    繰越利益剰余金 1億62万9476円

    なお、この資本金の額の減少及び剰余金の処分は、純資産の部における勘定科目間の振替処理であり、同社の純資産額及び発行済株式総数の増減はなく、業績に与える影響はない。

アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
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