【ゲーム株概況(11/29)】子会社上場を控えたカヤックが大幅高 新作発表のAiming反発 格下げのスクエニHDがさえない
11月29日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落。前日比163円01銭安の2万7999円82銭でこの日の取引を終えた。中国における新型コロナの感染拡大による行動規制強化への懸念に加えて、米国での金利上昇への懸念から売り優勢だった。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、カヤック<3904>が大幅高。好調な業績推移に加えて、同社子会社のウェルプレイド・ライゼストの株式上場を明日(11月30日)に控えており、押し目買いが入った模様だ。
Aiming<3911>も反発。UUUM<3990>の子会社LiTMUSと講談社とともに、新作ゲーム『かみながしじま ~輪廻の巫女~』を発表したことが材料視されている。『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』も本日リリースした。
他方、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が反落。SBI証券が同社の投資判断を「買い」から「中立」に格下げし、目標株価も8200円から6900円に引き下げたことが売りを誘ったもようだ。
このほか、サイバーステップ<3810>やバンク・オブ・イノベーション<4393>、モブキャストホールディングス<3664>、フリュー<6238>、コーエーテクモホールディングス<3635>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911